米ノースダコタ州在住のスティーブンソンさん一家にとって、9月1日は“ラッキーデー”に違いない。同じ病院で同じ日に3年連続で赤ちゃんを出産したという女性のニュースが飛び込んできた。
9月1日、ノースダコタ州ディキンソン市の病院「CHI St. Alexius Health」で元気な男の赤ちゃんが誕生した。母親はディキンソン市内に住むローレン・スティーブンソンさんで、ローレンさんは3年連続、同じ日に、同じ病院で、同じ医師によって赤ちゃんを出産した。
3人の赤ちゃんを取り上げたドクター、ウイリアム・ レーヴェ氏は「長年この仕事をしていますが、こんなに偶然が重なることは初めてです」と驚きを隠せない。
祝福ムードが漂う中、ローレンさんは興奮気味に次のように語った。
「9月1日という誕生日を共有する3人目の赤ちゃんに、医師、看護師をはじめ、夫も私も驚いています。私たち家族は嬉しさでいっぱいです。」
「実は3人とも予定日は9月1日ではありませんでした。妊娠は決して計画していたわけではないのです。夫は9月1日生まれの赤ちゃんがもうひとり増えたって大騒ぎです。」
ヘンリーと名づけられたニューフェイスの出産予定日は、1つ上の姉タミーちゃんと同じ9月4日だったという。しかし2人とも3日はやく誕生している。一方で長男アクセル君の予定日は8月31日。こちらは1日遅れて誕生した。ローレンさんによると、1歳のタミーちゃんはまだ弟がどんなものなのかわかっていない様子だが、2歳のアクセル君はヘンリー君が可愛くて仕方がないようだということだ。
ローレンさんは「これからは毎年、みんなを呼んで誕生会を開きたいと思っています。9月1日を盛大にお祝いしたいのです。これまで3年間は病院でお世話になっていてお誕生会どころではなかったですから」と笑う。
「誕生日には大きなケーキを一つ用意して、みんなでシェアしたいわ。でも子どもたちが望めば、ケーキとプレゼントをそれぞれに一つずつ用意することもできるわね。」
しかしローレンさん、ひょっとしたら来年の9月1日も病院にいるかもしれないが…。どちらにしてもスティーブンソンさん一家にとって、9月1日はラーキーデーであることには変わりない。来年のこの日は通常の3倍の幸せが待っているに違いない。
出典:http://abcnews.go.com
(TechinsightJapan編集部 A.C.)