「レイプ被害を受けてから7年間ほど、誰にも打ち明けることが出来なかったの。」
「どう考え、どう受け入れたらいいのかも分からなかった。どうすれば自分を責めずにすむのかも…。あのレイプで、人生が変わってしまった。私という人間が完全に変わってしまったの。」
過去にそう語っていたレディー・ガガは、様々な経験・苦難を経てPTSDに苦しんでいるのだそう。そのガガがLGBTの若者用シェルターを訪問したことを、TV番組『Today』でこう語っている。
「私は、ずっと自分を救う方法を模索してきたの。そして親切な心こそ何よりの癒しになると気づいたわ。」
「今日は(シェルターの)子達にこう伝えたの。『私はPTSDに苦しんでいるの』って。これまでPTSDについては誰にも話したことはないわ。でも医師や家族、友達からの親切な心に、本当に命を救われたの。」
またガガは、対面したグループのメンバー達に「瞑想も症状の緩和に役立つ」と話している。
「そう、瞑想すると落ち着くの。」
「私はあなた方の抱える問題には直面していないわ。でも私には精神疾患があって、毎日その病気と闘っているの。だからリラックスするのを助けてくれるマントラが必要よ。」
そんな彼女は、困窮する人々を救いたい気持ちでいっぱいとのこと。今回出会った人々についても、このように胸中を明かした。
「あの子達は、ホームレスってだけじゃない。多くの子がトラウマを抱えて生きているのよ。拒絶された経験も持っているわ。」
「私は自分もトラウマを抱えているから、他人のトラウマが理解できるようになったの。」
長い間PTSDに苦しみ、その末にようやく自分自身の救いの道を見出したというガガ。それだけに今は苦しむ人達に手を差し伸べたいといい、音楽活動を通じて世界に良きメッセージを発信することにも情熱を感じているという。
出典:https://www.instagram.com/ladygaga
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)