日本でも高い人気を得ており、ポップのみならずジャズシンガーとして、また女優としても素晴らしい才能を発揮しているレディー・ガガ(30)。しかし人気が爆発し名声を得たことは彼女にとってかなり衝撃的なことだったもようで、当時の記憶は完全に抜け落ちているとのこと。また公表済みの鬱など精神疾患は完治しておらず、今も薬の服用を続けているという。
このほどレディー・ガガが『Daily Mirror』の取材に応じ、大ブレイクした当時を回顧しこう話した。
「(精神を)安定させる必要性を感じたわ。」
「仕事が軌道に乗った頃のことは、まったく思い出せないの。まるでトラウマ経験のようにね。自分の魂のあり方を調整する時間が必要だったの。」
また今のガガは鬱の症状をうまくコントロールすべく、薬を服用中だという。
「そうよ。別に“薬のおかげで良い気分”なんて言う気はないし、若い子達に抗鬱剤や気分安定薬を勧めたりはしない。」
「でもこれまでも、私は鬱や不安感を抱えていると公表してきたわ。多くの人が同じ病気だと思うの。」
しかし30歳になった今、気持ちの上ではずいぶん変化があったとのこと。20代には未練もなく、この10年間の自分に対しては「若くてクレイジーでワイルドだった私よ、さようなら」と決別、良い気分で30代を迎えたという。
一時は人気低迷を囁かれ、落ち込みが酷い時期もあったというガガ。今年は婚約者テイラー・キニーとの婚約解消も噂されたが、今のガガはブラッドリー・クーパーとの映画共演なども控えており、さらなる飛躍を目指し前向きな気持ちで仕事に取り組んでいる。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)