杭州国際博覧センターは9月26日から一般に開放されており、上海から高速鉄道で1時間という好立地とあって一日に6000人が訪れる人気スポットとなっている。

問題の写真が撮影されたのは9月27日午前11時頃。バオさんという男性が、国際博覧センター内のレッドカーペット上でパンツを下ろし座ったまま小便をする男児を発見し、そばにいた父親と見られる男性に「ちょっと、子どもが何をしているか見てください」と注意を促したという。男性は誰かと待ち合わせをしていたとみられ、男児の行動には気づいておらず、かなり慌てた様子だったとのことだ。

バオさんは『shanghaiist.com』のインタビューに「明らかに排尿をしているという音が聞こえました。本当に最悪です」とコメントしている。

現場近くにいた警備員は男性に「きちんと我慢させることも必要です。こんなところで小便をするなんてマナーがなさすぎます」と厳重注意すると、男性は何度も謝ってその場から立ち去ったという。警備員はその後清掃員を呼んで対応したが、オープンから10日しかたっていないにもかかわらず数々のマナー違反が報告されており、関係者は頭を抱えているようだ。

G20で初めて議長国を務めた中国は、周辺の建物や道路を改修、大気汚染対策として周辺の工場に操業停止命令を出すなど、異例ともいえるほどの警戒態勢をとってビッグデーに備えたとされる。しかし宴の後がこれでは“杭州”の名が泣くというものだ。

出典：http://shanghaiist.com
（TechinsightJapan編集部　A.C.）