writer : ac
スペインにある動物クリニックが先月、鼻に大きな腫瘍があり、複数の獣医が安楽死を勧めたシベリアン・ハスキーに手術を行い、その命を救った
鼻にできた腫瘍が急速に大きくなり、視界が遮られ呼吸が困難な状態になっていたレックス。これは線維芽細胞のがん「線維肉腫」で、地元の獣医数人に「手術はできない。長くは生きられないから、安楽死させたほうがいい」と言われ治療を拒否されていたという
ダミアンさんが約900キロ離れたFVCまで車を走らせ、レックスは腫瘍切除と顔の再建手術を受けることができた。腫瘍はかなり広範囲で感染症を起こしており、手術は約3時間を要したという
合併症もなく、手術は無事終わった。手術後のレックスは体重が増え、気分も良いようで、FVCのスタッフはレックスが普通の生活ができるようになったことを心から喜んでいるそうだ