writer : ac
背中の75%に赤紫色のあざを持って誕生したジェームズ君。妊娠中の超音波検査では発見されず、生後2か月で「先天性巨大色素性母斑」と診断された
昨年2月に1回目の切除手術を受け、首の後ろの母斑を取り除いたことで、振り返ることが可能になり笑顔も増えた。また切除した皮膚には異常がないことが分かり、この3か月後に2度目の切除手術を受けている
切除手術前のジェームズ君。毛が生えた母斑はカメの甲羅のようで、両親は息子を、映画『ミュータント・タートルズ』のカメ忍者にちなみ“忍者タートル”と呼んでいた
シカゴで母斑周囲の皮下にエキスパンダーを埋めてもらい、両親が週に1回のペースで生理食塩水を注入、皮膚を拡張した。この写真は母斑を切除する前の様子
1回目のエキスパンダーを挿入してから母斑を切除し、伸ばした皮膚で傷をふさいだ状態。母斑の紫色がなくなり、キレイな肌色に変化しているのが良く分かる
“スーパーヒーロー”、ジェームズ君と一緒に笑顔をみせる夫妻。ケイトリンさんは「先天性巨大色素性母斑について多くの人に知ってもらいたい!」と語る
2021年8月19日の誕生時(左上)、9月6日(右上)、9月17日(左下)、10月13日(右下)のジェームズ君の背中。たった2か月間で母斑がより厚くなり盛り上がってしまっている