writer : ac
ヒゼンダニが皮膚に寄生し炎症を起こす皮膚病「疥癬」を発症し捨てられていたオスのシャム猫。保護当時は目を開くことができなかった
疥癬の症状は主に痒み、フケ、発疹、脱毛などであるが、ミスティックのケースは重症で、全身の皮膚が硬くなっていた。少しだけ目を開けられるようになったミスティック
顔の皮膚の状態がずいぶんよくなったミスティック。片方の瞳が青で、もう一方が緑のオッドアイだったことが判明
アンドレアさんが思わず息を呑んだという美しい瞳。健康を取り戻したミスティックはアンドレアさんに甘えてくるようになったという
ミスティックはその後も順調に回復し、どんどん心を開いていった。そして今ではメスの保護猫“ファジー・ビスケッツ(Fuzzy Biscuits)”といつも一緒にいるという
左右の色が異なるオッドアイだったミスティック。それはまるで宝石のようで、アンドレアさんも「まさかあんな美しい瞳をしていたなんて!」と驚愕した