writer : ac
今年7月22日、両目の眼球がない「無眼球症」で誕生し、生まれて間もなく脳の半分を切除する手術を受けたハーリンちゃん。12月で生後5か月になった
誕生した翌日、ハーリンちゃんはてんかん発作を起こした。またCT検査の結果、両目の眼球がない「無眼球症」であることが判明。新生児集中治療室での入院が続いた
ハーリンちゃんはこれまでに、糖代謝異常症の一種である「ガラクトース血症」との診断を受けている。また鼻の奥に先天性の隔壁があり、鼻の前後が遮断されてしまう「後鼻孔閉鎖症」も患っている
医師はハーリンちゃんがてんかん発作を繰り返し起こしたことから左脳が未発達であることを突き止め、8月には片方の脳半球を切除する手術「大脳半球切除術」を行った
「娘の病気は自分のせい」と自身を責めたというアリアナさんだが、医師には「病気は遺伝的なもの」と告げられ、前向きに考えるようになったそうだ
ハーリンちゃんはもうすぐハイハイをしそうで、まっすぐ座ることや、頭を支えることもできるという。また喃語を話し、アリアナさんがすること全てを真似するそうだ
英ウェストヨークシャーで2020年1月、水頭症で誕生した男児。脳がほとんどない状態だったが、生後1か月を迎えて母親は「一生懸命生きているあの子を誇りに思う」と語っていた
米ニュージャージー州で、頭蓋骨の外に脳が突出した‟外脳症”という先天異常を持って誕生した男児。医師に「3時間以上生きた例はない」と告げられるも、2019年10月に生後7か月を迎えていた
米テキサス州で、脳がはみ出た状態で産まれた男児。母親は妊娠中に「誕生しても長くは生きられないだろう」と医師に言われたものの、「絶対に生き抜く」と信じて出産した。2019年12月に1歳2か月を迎えていた
米ジョージア州に住む脳に障がいを持つ男児。医師に「一生歩くことはできないだろう」と言われていたが、厳しいセラピーに耐え5歳にして初めて自分の足で歩いた
脳の80%が欠損した5歳男児が2020年4月、米ノースカロライナ州で亡くなった。父親は「医師が『できない』と否定したことを息子は克服し続けた」と語っていた