鼻の形に不満を持っていた26歳の女性が、軽い気持ちで受けたプチ整形で鼻の一部を失いかけた。皮膚の下に薬剤を充填するフィラー注射で血流が阻害され、鼻の先端が壊死してしまったという。悪夢のような女性の体験を『Liverpool Echo』『New York Post』などが伝えている。
英北西部マージーサイド州リヴァプール在住のリア・モートンさん(Leah Morton、26)は4月29日、「鼻の形が気に入らない」とネットで見つけたクリニックでフィラー(充填剤)注射を受けた。
唇にフィラー注射を受けたことがあったリアさんは「メスを使う手術よりも格安だし、ネットでの評判も良いし…」と軽い気持ちで施術を受けたが、帰宅するとすぐに鼻の異変に気付いた。
リアさんは当時のことをこのように振り返っている。
「クリニックではフィラーの危険性については一切説明がなく、スタッフは私の鼻に直接注射をしたの。そして帰宅すると、鼻の頭が白く変色していてね。夜になると顔の圧迫感と強い痛みを感じて眠れなくなってしまったの。自分の鼻がポロリと落ちる悪夢を見たくらいよ。」
心配になってクリニックに電話したリアさんは、施術した女性の友人だという看護師を紹介され、注入した薬剤を溶解する施術を受けた。フィラーを注入してから2日が経っていた。
リアさんは「看護師が施術をするのは初めてだったようなの。鼻に注射針を刺された後、患部をマッサージされたわ。でもそれは今までに経験したことがないような痛みだった。そして翌日、目が覚めて鏡を見ると鼻のまわりにたくさんの水膨れができていたの」と述べ、