3月にがんとの闘病を公表して以来初めてだ。なお今回、カミラ王妃は肺感染症からの回復中のため欠席した。
ウィリアム皇太子は、妻やジョージ王子(11)、シャーロット王女(9)、ルイ王子(6)の3人の子どもたちをサポートするために公務を減らしており、先日、南アフリカ訪問中のインタビューで「今年はまったくリラックスできなかった」と述べた。
「ロイヤル・アルバート・ホール」に到着した皇太子妃は、黒いコートドレスを着用し、左襟には戦没者を追悼する赤いポピーの造花を着けていた。ジュエリーは「モニカ・ヴィナダー(Monica Vinader)」によるパールのネックレスと、故ダイアナ妃が所有した「コリングウッド(Collingwood)」のパールのドロップイヤリングを着用していた。
現地メディアによると、ウィリアム皇太子は会場を案内される間、キャサリン皇太子妃の腰に手を回して優しく撫でるなど、公の場に久しぶりに現れた妻を気遣う様子を見せていたという。
その後、夫妻はロイヤル・ボックスでチャールズ国王の隣に着席し、パフォーマンスを鑑賞した。その間、何度も見つめ合い囁き合う姿が見られた。
ボディーランゲージ専門家のジュディ・ジェームズ氏は、英メディア『Daily Mail Online』の取材で夫妻の行動について次のように分析した。
「到着してからホストに挨拶に行くまで歩く短い時間で、彼らは愛情深く、互いに守り合うような仕草や視線、簡単なハグを繰り返していました。まさに『彼らは互いに手を放さずにいられない』という決まり文句が、本当にぴったりです。」
「ウィリアムの母ダイアナ妃が受けたような過剰な注目を避けるため、2人はこれまで感情を抑えてきました。しかし今回、互いを見つめ合う姿は、2人の愛情をよりオープンに示すようになったことを物語っています。」
画像は『Royal British Legion Instagram「We hope everyone enjoyed the Royal British Legion Festival of Remembrance tonight.」』『The Royal Family Instagram「This evening The King, The Prince and Princess of Wales, and other members of the Royal Family,」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)