ヒゲを生やした当時の裏話をこう語った。
「最初、シャーロットはヒゲを気に入らなかった。娘に大泣きされてしまい、ヒゲを剃らざるを得なかったんです。」
だが、皇太子は諦めず、もう一度ヒゲを生やす決意をし、シャーロット王女を安心させるよう努めた。
「それから、再びヒゲを伸ばし始めました。少し考えて、娘には大丈夫だからと説得したんです。」
その後、記者の一人からヒゲを生やした顔が「リラックスした印象を与えている」と指摘されると、皇太子はこのように言葉を返した。
「そう言われるのは興味深いことですね。なぜなら今年はまったくリラックスできなかったためです。だから、みなさんがそういう風に見てくれていることは、非常に興味深いことです。」
ウィリアム皇太子の妻キャサリン皇太子妃(42)は1月に腹部外科手術を受けて入院し、皇太子はジョージ王子(11)、シャーロット王女、ルイ王子(6)をサポートするため、しばらくの間公務を控えた。
さらに、2月にチャールズ国王(75)ががんと診断されたことを発表し、3月にはキャサリン皇太子妃ががんの化学療法を受けていると公表した。父親と妻が相次いでがんと診断され、ウィリアム皇太子にとってリラックスする余裕はほとんどなかっただろう。
インタビューで、皇太子はヒゲを生やした理由について「これは単に仕事に集中し、それを続ける必要があるということを意味しています」と説明し、妻や子どもたちとの時間も大切にしていると述べた。
「私は自分の仕事を楽しみ、自分のペースを維持しながら、家族のための時間も確保しているのです。」
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Seeing first-hand the power of sport in building confidence and providing a level playing field for all.」「Happy 9th Birthday, Princess Charlotte!」「A pleasure to meet with President @cyrilramaphosa today.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)