エリザベス女王(96)が、即位70周年「プラチナ・ジュビリー」の記念式典のクライマックスで、バッキンガム宮殿のバルコニーにサプライズ登場した。同日の女王は声明文を発表し、多くの人々が祝福してくれたことに対する感謝を述べた。
エリザベス女王の即位70周年を祝福する「プラチナ・ジュビリー」記念式典が、現地時間5日に最終日を迎えた。2日に開幕した祝祭は4日間にわたり開催され、軍事パレードや記念礼拝、野外コンサートなどが盛大に行われた。
最終日となる5日には、過去70年間におよぶエリザベス女王と英国の文化の歴史を振り返るパレード「プラチナ・ジュビリー・ページェント」が行われた。
集まった人々が英国旗を振って見守る中、パレードは午後2時半にロンドン中心地からスタートした。午後4時半頃にバッキンガム宮殿にエリザベス女王の滞在を知らせる王室旗が揚げられると、群衆が宮殿に向かって歩き始め、女王を出迎える準備を始めた。
宮殿前に設置したステージで、歌手エド・シーランが自身のヒット曲『パーフェクト』を披露した後、宮殿のバルコニーにエリザベス女王がサプライズ登場したのである。
女王は鮮やかなグリーンの装いで現れ、傍らにはチャールズ皇太子とカミラ夫人、ウィリアム王子とキャサリン妃、そしてジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子が並んでいた。
女王が着ていたのは、