海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】タンポンの8時間連続使用による感染症で「死を覚悟した」女性(米)

タンポンを交換していた。しかし結婚式に出席した夜だけは8時間タンポンを入れっぱなしだったそうで、医師にその旨を伝えたところ、「8時間連続して使用したことでTSSに感染したのだろう」と告げられた。

アシュリーさんは集中治療室に5日間入院し、6種類の抗菌剤を静脈内に投与され、血圧を安定させる治療を受けた。当時、複数の医師に「TSSを発症後、2日以内に死亡するケースがほとんどだ。発症から2日半で病院を訪れたあなたは幸運だった。あと少し遅れていたら、手の施しようがなかったかもしれない」と言われたそうで、「タンポンを出し忘れたわけでもなく、24時間以上入れっぱなしにしていたわけでもないのに。まさか自分にこんなことが起こるとは思いもしなかった」と明かした。

今年9月、「トキシックショック症候群(TSS)」を発症し「死を覚悟した」というアシュリーさん(『People.com 「Woman Wears Tampon for 8 Hours at Friend’s Wedding, Gets Toxic Shock Syndrome: ‘Scary and Dangerous Situation’」(Photo: Kennedy News/Ashley DeSkeere)』より)

こうして抗菌剤を処方されて退院したアシュリーさんだったが、悪夢は続き、数日後には血栓症で再び入院することになった。日々体調は良くなっているものの、「もう2度とタンポンを使うことはないでしょう」と断言し、最後にこう語った。

「もしタンポンを使用するのであれば、トイレに行くたびに交換することをお勧めします。それに、必要以上に吸収性が高いタンポンは使わないことね。」

なお、アメリカ食品医薬品局(FDA)は、TSSのリスクを軽減するためにタンポンは4~8時間ごとに交換し、できるだけ吸収性の低いタンポンを生理の時だけ使用することを推奨しており、このニュースには「8時間でTSSとは、かなり珍しいのでは? でも注意して使用する必要があるということよね」「これは怖い」「家族のためにも無事で本当に良かった」といったコメントが寄せられた。

TSSは突然の高熱、発疹、倦怠感、嘔吐、下痢、腹痛、錯乱などの症状が特徴で、48時間以内に進行し、失神、組織壊死、ショック、多臓器不全などを引き起こし、死に至ることもある。過去には、カナダの16歳の少女が学校の旅行中にタンポンを長時間使用して死亡していた

画像は『People.com 「Woman Wears Tampon for 8 Hours at Friend’s Wedding, Gets Toxic Shock Syndrome: ‘Scary and Dangerous Situation’」(Photo: Kennedy News/Ashley DeSkeere)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

1 2