右脚の皮膚を腹部に移植する手術が行われた。命を救うため12日間で5度の手術が行われたそうで、キャリーさんは「集中治療室での1週間は苦しさのあまり叫び、放心状態が続きました。そして3か月間を一般病棟で過ごした後、1年間は休職を余儀なくされました」と明かした。
実はキャリーさんは産後の腹部のたるみと皮膚のストレッチマークがずっと気になり、「祖母から受け継いだお金を自分が幸せになることに使いたい」とリサーチを重ね、評判が良いトルコの外科医と2年もの間やり取りを続けていた。
そのため、「この医師なら大丈夫だ」と信頼してトルコに飛んだはずだったが、到着してみるとまず、想像していた病院とは違ったという。それでも「自分の選択は正しい」と言い聞かせるようにして手術に臨んだが、「今は100万%後悔しています。もし時間を戻せるなら、絶対にトルコで手術などしなかったでしょうね」と胸のうちを吐露し、こうアドバイスした。
「もし腹部を変えたかったら、ジムに行ってダイエットすることです。あの手術は今でも私のメンタルヘルスに悪影響を与えていますし、術後にお腹が変形してしまったので、それが分からないように服を調整しなければなりません。ただあの時の私はトルコでの手術を望んでいたし、過去を変えることはできないのです。」
「それでも手術のことをずっと気にしていたら精神的に参ってしまうので、『今もこうやって生きていること、そして子供たちの成長を見ることができることは幸運なこと』と、前向きに考えるようにしています。」
なおキャリーさんは、変色し、壊死した皮膚を切り取った部位に段差ができて変形した腹部を公開しており、このニュースには次のようなコメントが寄せられている。
「こういう人たちはいつになったら学ぶのだろう。」
「お金をしっかり払って、安全な手術をしたほうがいい。」
「イギリスの税金がトルコで手術に失敗した患者のために使われている。これをどうにかして欲しい。」
「私の友人は今年の初め、トルコで胃のスリーブ手術を受けてから4週間後に亡くなった。これだけトルコでの酷い手術例が報告されているのにどうしてって思う。」
「トルコでのホラー話はきりがない。」
「アフターの写真が怖いくらい。でもイギリスでなんとかなって良かったよ。」
「生きていたことに感謝しなくちゃね。」
ちなみに今年3月にも、トルコで安価な乳房縮小術を受けた33歳のイギリス人女性が悪夢を語り、「私と同じ間違いをしないで!」と訴えた。女性の身体には一生消えない傷痕が残り、「病院はまるで屠殺場のようで、死を覚悟するほどの恐怖を感じました」と明かしていた。
画像は『The Mirror 「‘I flew to Turkey for post-baby tummy tuck – surgery ‘split me in two’ and I nearly died」』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)