目覚ましく進化し続ける最新技術は、警察の捜査で使用されるなど様々な場所で活躍している。このほどイギリスにて、室内で違法に大麻を栽培している家を見つけるため警察がドローンを用いると、面白いほどにはっきりとした証拠を映し出した。このドローンのおかげで3千万円を超えるほどに値する大麻を押収することに成功した警察は、ガッツポーズで記念撮影をしていたと『Metro』などが伝えている。
今回、違法な大麻栽培の場所を特定するために用いられたのは、目には見えない熱を認識できるようになるサーモグラフィーカメラを搭載したドローンだ。このドローンは情報提供に基づき、英ウェスト・ミッドランズ州ダドリーにあるジャンクション・ストリート周辺を巡回していた。
大麻を栽培する際には、成長を早めるために大量の明るい光や室温の調整が必要になるため、室内に熱がこもりやすくなる。その特徴に目をつけた同地域の警察は、日ごろからサーモグラフィーカメラを搭載したドローンなどを使用して捜査を行っているという。
調査の結果、1軒の民家に怪しげな熱反応があることをドローンが明らかにした。写真を見れば一目瞭然で、その民家の屋根だけが熱量が多いことを示す赤色に写っている。
左側の家にはほとんど熱反応はないが、