米ニューヨーク州の森で迷子になり行方がわからなくなっていたゴールデン・レトリバーが、10日後に無事救出された。犬を飼い主に届けたのは行方不明のポスターを見た男性で、捜索にはドローンを使用したという。『People.com』『ABC News』などが伝えている。
米ニューヨーク州デラウェア郡にある人口1300人ほどの小さな町アンデスで今月11日、1歳4か月のメスのゴールデン・レトリバー“メドウ(Meadow)”が行方不明になった。メドウはオハイオ州トロイに住むゲイリーさん(Gary)とデビー・モーガンさん(Debbie Morgan)の飼い犬だったが、その日は夫妻が車で10時間以上かけて町の親戚の家に連れてきたばかりだった。
ゲイリーさんは「『2人暮らしで寂しい』という老齢の親戚夫婦の慰めになればと、メドウを預けたんだ。そして別れを告げて20分ほどすると『メドウがリーシュをつけたままいなくなった』と連絡を受けてね。驚いてすぐに舞い戻ったよ」と明かし、こう続けた。
「町の人たちはとても協力的でね。公園を管理するパークレンジャーから子供たちまで、みんながメドウの捜索に協力してくれたんだ。そうしてメドウがいなくなって1時間以内には町のあちこちに『行方不明』のポスターが掲示され、『森で見かけた』という情報もあがってきた。でもなかなか見つからなくて。気温はどんどん下がっていくし、行方不明8日目にはシカの狩猟シーズンに入り、『もしかしたらもう会えないのではないか』と最悪のケースも考えたよ。まるで自分の子供を失くしてしまったようで本当につらかった。」
そんなメドウの捜査に進展があったのは、