非常に珍しい4つの耳を持つ猫を保護した女性が『Metro』などのインタビューに応じ、猫との出会いや性格などについて語った。猫は健康状態に問題はなく、のびのびと暮らしているという。
米ペンシルベニア州在住のスワティー・コーマンダリーさん(Swati Komanduri、41)が、オスのドメスティック・ショートヘアのミックスで4つの耳を持つ猫“アスラン(Aslan、1)”を自宅に迎えたのは、昨年6月のことだった。
動物保護団体「アニマル・セーフ・ヘブン&アダプションズ(Animal Safe Haven and Adoptions、以下ASHA)」でボランティア活動をしていたスワティーさんは「自動車整備工場で14匹の子ネコを保護した」との連絡を受けて駆けつけ、そこで出会ったのがアスランだった。
スワティーさんは「4つの耳を持つ猫なんてそれまで見たことがなかったの。そんな突然変異があることもね。初めてアスランを見た時はショックだったけど、一目惚れだったわ。私の手と同じくらいのサイズで可愛くて、家に連れ帰ることにしたのよ」と当時を振り返る。
アスランは左右の耳介の後ろに1つずつ小さめの耳があるが、後方の耳介は外耳道や中耳などには繋がっておらず機能はしていない。4つの耳は劣性突然変異で、父と母から受け継いだ遺伝子の両方に異常がある時に発症するため非常に稀だという。
また目が平均より小さく、下顎が上顎よりも僅かながら突き出ているアスランだが、