残りの子犬のうち“セブン・サンデーズ(Seven Sundays)”と“ビッグ・ボス(Big Boss)”もハチに刺されていることに気づき、この2匹を連れて再び動物病院へ向かい、治療してもらうことになった。
この2匹はクラウズほどの腫れはなかったため、入院したのはクラウズだけだった。翌日、ジーンさんはクラウズを迎えにいったが、顔の腫れはまだ引いていなかった。病院では抗ヒスタミン剤を注射してもらったが、獣医からは「これ以上悪化することはなさそうなので、ご自宅で様子を見てください」と指示された。
そしてジーンさんが就寝前、クラウズに抗ヒスタミン剤を与えると、ようやく顔の腫れが引き始めたという。翌日にはすっかり元気を取り戻して、きょうだい犬たちとじゃれ合って遊んでいたそうだ。
ジーンさんが、顔がパンパンに腫れ上がったクラウズの様子を捉えた動画をInstagramに投稿すると、5800万回以上の再生回数を記録するほど反響を呼んだ。コメント欄には、「かわいそうに。元気になってよかった」「顔が腫れていても可愛いね」「こんなに可愛い犬は初めて見た」「風船みたいに、パンパンに腫れているね」「痛かっただろうけど、可愛すぎる」などといった声が寄せられた。
現在はクラウズの新しい飼い主の募集が行われており、優しい家族のもとへ引き取られることを、ジーンさんは願っているという。
ちなみに2022年には中国で、顔が3倍に腫れて“スヌーピー”のようになった犬の姿が話題になった。この犬の生活圏の近くにハチは生息していないそうで、飼い主は「ヘビに噛まれたんだと思う」と話していた。
画像は『New York Post 「Clouds the puppy’s face balloons to twice its size after getting stung by hornet」(Jean Mosher / SWNS)』『Jaqweenie & Orson Instagram「Poor Clouds has been through it today!」「Can anyone guess where we’re headed?」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)