チャールズ国王(75)が公の場で不機嫌になる姿が何度も目撃されたことを受け、王室の元職員が内部事情を明かした。国王は、王室職員の間で「愚か者を許さない人物」として知られており、時々キレることがあるそうだ。王室専門家によると、そんな国王を唯一なだめることができるのは、2歳年上の妻カミラ王妃(77)だけだという。
チャールズ国王は2022年9月に君主に即位して以来、公の場で側近に不満を言う場面が何度も目撃されてきた。
国王は即位後間もなく出席した公式行事で激怒した表情を見せ、ペンケースを退けるよう側近に指示していた。その数日後には訪問先でインク漏れしたペンにイラつき、側近に文句を言う場面が話題になった。
さらに今月には、訪問先でカミラ王妃の手伝いをするよう側近に怒鳴りつけたり、伝統的な国会開会式で若いページボーイにイラつく場面が目撃された。
こういった報道を受け、王室の元職員が米メディア『The Daily Beast』の取材に応じ、チャールズ国王のもとで働いた頃の裏話を明かした。
匿名の元職員は「結局のところ、みんな国王の下で働きたいのです。しかし彼のオフィスはとても忙しく、みんなが大きなプレッシャーを感じています」と言うと、国王がしばしば短気な一面を見せることを語った。
「彼はオフィスで決してモンスターのように振る舞うことはありません。しかし人間なので、時々キレてしまいます。残念ながら、そういう時に限ってカメラが彼を撮影していることもあるんです。」
この元職員によると、国王は雇用主として「極めて用意周到な人物」であるとともに、「愚か者を許さない人物」としても知られているという。
「彼と実際に仕事をしたことのある人なら誰もが言うように、彼自身はいつも慎重に準備を整えています。これから面会する人や、一緒に仕事をする人の関心事について学び、勤勉で専門知識を尊重する方です。」
英メディア『The Mirror』が2022年9月に報じたところによると、チャールズ国王は即位前に116人の職員を雇っていたが、