チャールズ国王とカミラ王妃が、英ウィンザーで開催された「ガーター勲章叙任式」に出席した。毎年恒例の式典は、君主をはじめとする王室メンバーが豪華なローブと帽子を身に着け、ウィンザー城から聖ジョージ礼拝堂まで歩いて行進することで知られている。キャサリン皇太子妃も毎年参加しているが、がんの治療中であることから今回は出席を見送った。
現地時間17日午後、英ウィンザーの聖ジョージ礼拝堂で毎年恒例の「ガーター勲章叙任式」が行われた。
ガーター勲章(Order of the Garter)とは、1348年にエドワード3世が創設した、英国で最も古く権威ある騎士団勲章だ。現在の騎士団は、ガーター勲章の主権者であるチャールズ国王と王室上級メンバー数名、そして功績を称えて選ばれた24名の受勲者で構成されている。
毎年6月に開催される「ガーター勲章叙勲式」は、王室で最も伝統的な儀式の一つだ。国王と騎士達が豪華なベルベットのローブと羽根飾りのついた帽子を身に着け、ウィンザー城から聖ジョージ礼拝堂まで歩いて行進する。行列にはマーチングバンドや王室師団も参加する盛大なものだ。
そのためウィンザー城の周囲では、今年も早朝から多くの群衆が集まった。
当日、騎士団のメンバーは城内で恒例の昼食会を終えると、午後2時45分頃に豪華なローブと帽子を纏って登場。チャールズ国王とカミラ王妃を先頭に、