チャールズ国王が、即位して以来2回目となる公式誕生日祝賀祭「トゥルーピング・ザ・カラー」に出席した。軍服で正装した国王は、カミラ王妃と馬車に乗って式典のパレードに参加。バッキンガム宮殿のバルコニーでは、がんを公表以来、初めて王室行事に参加したキャサリン皇太子妃と並んだ。この姿に、王室ファンからは「2人の姿が見られて嬉しい!」といった声が多数あがっている。
現地時間15日、チャールズ国王の公式誕生日を祝福する「トゥルーピング・ザ・カラー」の記念式典が開催された。国王の誕生日は11月14日だが、英国では君主の誕生日当日はプライベートで祝い、毎年6月に公式誕生日として祝賀式典が行われる。
国王は2月にがんの治療を開始したことを公表し、4月には公の場での王室公務に復帰。今月には仏ノルマンディー地方を公式訪問するなど、多忙なスケジュールをこなしている。
昨年の「トゥルーピング・ザ・カラー」では、国王が馬に乗ってバッキンガム宮殿を出発し、式典会場である「ホース・ガーズ・パレード」へ向かった。
しかし現在、国王はがんの治療中であることから、今年はカミラ王妃と馬車「スコティッシュ・ステート・コーチ」に乗って宮殿を出た。国王はアイリッシュガーズの儀杖兵軍服と制帽を着用して正装し、王妃は淡いブルーのドレスと帽子を身に着けていた。
ウィリアム皇太子、エディンバラ公エドワード王子、アン王女は馬に乗り、「ホース・ガーズ・パレード」へと向かった。国王は会場に到着すると壇上に立ち、1,400人以上の将校と兵士、200頭の王室師団の馬、陸軍音楽隊などによる恒例のパレードを視察した。
儀式が終わるとチャールズ国王とカミラ王妃は馬車に乗り、