マドンナ(65)が米カリフォルニア州での公演中、ステージで際どいシーンを見せたとして観客から提訴された。法的文書によると、このファンはマドンナが「警告なしに性的シミュレーションをする場面を強制的に見せられた」と主張したほか、コンサート開始時刻が大幅に遅れたこと、ショーの一部で口パクをしたなどと訴えている。
マドンナは昨年10月の英ロンドン公演を皮切りに、デビュー10周年を記念するワールドツアー「ザ・セレブレーション・ツアー」を開始した。その後、ヨーロッパと北南米を回り、今年5月4日のリオデジャネイロ公演で幕を下ろした。
そして今回、米カリフォルニア州での公演に訪れたジャスティン・リペレスさんというファンが、マドンナと主催者「ライブ・ネーション」を相手取り、集団訴訟を起こしたことが明らかになった。
米メディア『People.com』が入手した法的文書によると、ジャスティンさんは現地時間5月30日、マドンナとライブ・ネーションが2月と3月に開催したコンサートに対して「意図的、かつ誤解を招く方法により、高価なチケットを購入させた」として訴状を提出したという。
ジャスティンさんは、カリフォルニア州の4会場で行われたコンサートが午後8時半に開始せず、午後10時過ぎまで待たされることをチケット購入者に知らせなかったと主張している。
さらにマドンナがショーの一部で口パクをしたことや、