カミラ王妃が王立槍騎兵(そうきへい)隊を訪問し、連隊に貢献した現役・退役隊員に勲章を授与した。王妃はこの日、ミリタリー風のコートドレスを纏い、胸には故エリザベス女王が所有したブローチを初めて着用していた。ブローチはスカルとクロスボーンをモチーフにしたもので、王立槍騎兵のシンボルである「死か栄光か」を表現するものだ。
カミラ王妃が現地時間22日、英ノース・ヨークシャーにあるキャタリック駐屯地を訪問し、王立槍騎兵隊(ロイヤル・ランサーズ)と対面した。
王立槍騎兵隊は、第1深部偵察攻撃旅団戦闘隊(1 Deep Strike Reconnaissance Strike Brigade Combat Team)に所属する装甲騎兵連隊だ。隊員達はドローンからスナイパーライフル、対戦車ミサイルまで、さまざまな装備を駆使して戦う訓練を受けており、英国陸軍の“目と耳”のような存在として知られる。帽章には、連隊のモットー「死か栄光か」を表現するスカルとクロスボーンのシンボルが使用されている。
カミラ王妃が王立槍騎兵隊を訪れるのは、昨年6月に英国陸軍連隊の名誉連隊長に就任して以来、初めてのことだ。
王妃はこの日、兵士の軍服に敬意を表した、ミリタリー風の衣装で現れた。
ネイビーブルーのコートドレスは、王妃のお気に入りのデザイナー「フィオナ・クレア」によるものだ。真っ赤なスタンドカラーが印象的で、フロントには金色のボタンがあしらわれている。肩にはチェーンを連ねた装飾が施され、