イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】マドンナ、観客からまた提訴される 公演開始が2時間以上遅れ「大半が口パクだった」

チケットを購入したエリザベス・ハルパー=アセフィさん、メアリー・コノボーイさん、ネスター・モンテ・ジュニアさんだ。

3人は現地時間19日に米ワシントンD.C.の裁判所に訴状を提出し、昨年12月18日と19日、同市にある屋内競技場「キャピタル・ワン・アリーナ」で開催された両公演で、マドンナが2時間以上遅れて開演したことは法律違反であると訴えた。

昨年12月、ワシントンD.C.で公演したマドンナ。この時も予定より2時間以上遅れて開演した(『Madonna Instagram「It’s Show-Time」』より)

チケットに記載された開演予定は午後8時半だったが、実際に開始したのは午後10時半過ぎだったという。

米誌『Rolling Stone』が入手した法的文書によると、「コンサートが終了する前に会場を去らなければならず、公演を完全に観るという体験を奪われた」と訴えている。

さらに訴状では、マドンナが「パフォーマンス中に、会場内を暑くて不快な温度に維持していた」ことや、「パフォーマンスの大部分は口パクだった」と主張。マドンナとツアーを主催するライブ・ネイションに対し、このように非難した。

「こういった疑惑に関する行為は、チケット購入者に対するマドンナの傲慢であり、無礼である。要するにマドンナとライブ・ネイションは、消費者にとって最悪の悪夢だ。」

1月にニューヨークに提出された訴状に対し、マドンナとライブ・ネイションの弁護士は「マドンナのファンは、メジャーなアリーナ公演でのヘッドライナーがチケットに記載された時間にステージに立つとは思っていない」と擁護していた。

そして、「ファンはチケットを購入した時点で、すでに理解していたことを理由に訴えることはできない」と主張した。

これに対し、ワシントンD.C.のファンの弁護士は、マドンナとライブ・ネイション側の主張を「馬鹿げている」と一蹴し、このように述べた。

「実際に合理的な消費者は、テイラー・スウィフトやブルース・スプリングスティーンのコンサートが、チケットに記載された時間に開始することを確認している。ブロードウェイの劇場やNFL、メジャーリーグの試合でも同様の経験をしている。」

画像は『Madonna Instagram「Never be Free Cause she’s Popular」「It’s Show-Time」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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