イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】キャサリン皇太子妃の医療記録に「ザ・ロンドン・クリニック」の職員が不正アクセスしていたことが発覚

1月にキャサリン皇太子妃入院中、彼女の守秘義務が破られたとして、職員の上司達が調査に乗り出した。その結果、少なくとも1人の職員が、皇太子妃の医療記録に関するメモにアクセスしようとしていたことが発覚した。

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観6(撮影:テックインサイト寺前郁美)

同クリニックの関係者は、「これは重大なセキュリティ違反であり、王室メンバーを治療することに関して、非の打ちどころがない評判のある当院にとって、信じられないほどのダメージとなるでしょう」と懸念を示し、こう続けた。

「クリニックの上層部は、この事実が発覚した直後にケンジントン宮殿に連絡し、完全な調査が行われることを保証しました。」

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観7(撮影:テックインサイト寺前郁美)

そして「医療スタッフ全員は、信頼していた同僚がこのような信頼と倫理に反する行為に及んだことに、大きな衝撃を受け、取り乱しています」と付け加えた。

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観8(撮影:テックインサイト寺前郁美)

同日、英国のデータ保護機関「情報コミッショナーオフィス(Information Commissioner’s Office)」の広報担当者は「違反報告を受け、提供された情報の査定中であることは間違いありません」と伝えた。

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観9(撮影:テックインサイト寺前郁美)

一方、ケンジントン宮殿の広報担当者は「これは、ザ・ロンドン・クリニックでの問題です」と述べている。

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観10(撮影:テックインサイト寺前郁美)

「ザ・ロンドン・クリニック」は、不正アクセスに関わった職員やその詳細に関するコメントを拒否しているものの、患者の守秘義務に対しては、このように伝えている。

「当院のすべての患者は、身分にかかわらず、医療情報に関する完全なプライバシーと守秘義務を受ける資格があると、固く信じています。」

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観11(撮影:テックインサイト寺前郁美)

実は筆者は、チャールズ国王ががんであるという発表がされた2月5日の翌6日に「ザ・ロンドン・クリニック」現地を訪れ、取材を行っている。国中を駆け巡った衝撃の発表から間もないこともあって、国王のがんを発見した「ザ・ロンドン・クリニック」では、厳重な警備と箝口令が敷かれていると考えていた。ところが予想に反して、警備員などの姿はなく、主要病棟の受付の男女に取材を申し込んだところ、「間違いなくこの主要病棟にチャールズ国王とキャサリン皇太子妃が入院していました」と笑顔で即答してくれた。

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観12(撮影:テックインサイト寺前郁美)

英国王と皇太子妃の治療を請け負ったという事実は、「王室メンバーを治療することに関して、非の打ちどころがない評判のあるクリニック」を自負する「ザ・ロンドン・クリニック」にとってさぞかし誇らしいことだったのだろう。

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観13(撮影:テックインサイト寺前郁美)

それだけに、今回の少なくとも1名の職員の不正行為が関係者に与えた衝撃は大きい。同クリニックがこれまで築いてきた英王室との繋がり、さらにはプライバシーを重要視する世界中のセレブからの信頼を失う可能性も否定できない状況だ。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

「ザ・ロンドン・クリニック」主要病棟外観14(撮影:テックインサイト寺前郁美)

2010年にエリザベス女王が正式にオープンした「ザ・ロンドン・クリニック」がんセンターの外観1(撮影:テックインサイト寺前郁美)

「ザ・ロンドン・クリニック」がんセンター外観2(撮影:テックインサイト寺前郁美)

「ザ・ロンドン・クリニック」がんセンター外観3(撮影:テックインサイト寺前郁美)

「ザ・ロンドン・クリニック」がんセンター外観4(撮影:テックインサイト寺前郁美)

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