ネイビーブルーのベルベットスーツと蝶ネクタイという正装した姿で、レッドカーペットを歩いた。
英メディア『Daily Mail online』によると、皇太子は式典の運営者達に対面すると「キャサリンが来られなくて申し訳ない。彼女はBAFTAが本当に大好きなんですが」と語ったという。
皇太子は、集まった映画ファンと写真撮影に応じたり、会話を楽しむなどした際、「『バービー』は、まだ観ていないんだ」と明かした。
群衆から「観るべきですよ!」と声があがると、皇太子は「近いうちにそうするよ」と答え、回復中のキャサリン皇太子妃と一緒に鑑賞するつもりだと話したそうだ。
英メディア『The Telegraph』によると、皇太子はクリストファー・ノーラン監督による映画『オッペンハイマー』を楽しんだようで、会場ではこのように話す場面もあったという。
「僕はクリストファー・ノーランの大ファンだから、彼が受賞してくれると嬉しいな。『オッペンハイマー』は大好きだ。」
そう語る一方、今年の授賞式のノミネート作品を鑑賞する時間があまりなかったことも伝えた。
「これまでで、一番少ない本数しか観ていないんだ。妻と一緒だから、ちょっと難しくてね。だけど近いうちに追いつくよ。今夜、リストを作成するつもりだ。」
この日の授賞式では、映画『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィー)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr)、作曲賞、撮影賞、編集賞の最多7部門受賞という快挙を果たした。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Always a pleasure to join the best of the film industry at The @bafta Awards.」』『BAFTA Instagram「Christopher Nolan is honoured to collect the Director BAFTA」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)