キャサリン皇太子妃とチャールズ国王にお見舞いの言葉を送った人々に向けて、このように語りかけた。
「この場を借りて、特にここ数日、キャサリンと父に贈ってくださった温かなサポートのメッセージに感謝の気持ちを伝えたいと思います。これは私達全員にとって、大きな意味があることです。」
続けて皇太子は、公務に復帰した理由を冗談交じりに伝えた。
「どちらかと言うと、ここ数週間は“医療”に重点を置いていたと言ってもいいでしょう。だから、こういったことから離れるために、航空救急のイベントに出席しようと思ったのです。」
さらにこの後、操縦士の免許を持ち、映画『トップガン』『ミッション: インポッシブル』シリーズで高空飛行する“命知らずのアクション”を演じたトム・クルーズに関するジョークを披露した。
皇太子は、「ここロンドンで、現在の航空機は素晴らしい仕事をしてくれている。しかし、首都には新しい航空機が必要です。9月までに、暗視装置など最新装備を備えた新たな2機を準備したい」と述べると、こう続けた。
「この機会に、我々のパイロット仲間であるトム・クルーズにも言及しなければなりません。トム、今夜は私達をサポートしてくれて本当にありがとう。」
「もしあなたが、次の『ミッション:インポッシブル』で新型ヘリコプターのどちらかを借りないことに同意してくれるなら、大変感謝します。」
そしてその理由について、トムが映画の撮影でアクロバット飛行などヘリコプターを危険なスタントに使用していることだと述べた。
「私達は皆、スクリーンに映し出されたあなたの姿を見てきました。どう言えば良いのでしょうか。あなたは “普通の消耗”に対して、私達とは違う捉え方をしているようです。」
最後に「それは決して、(ヘリコプターに)磨きをかけるようなものではありません。これは確かです!」とジョークを添えた。
画像は『The Prince and Princess of Wales Instagram「Honouring amazing people doing incredible things in our communities up and down the country.」「Celebrating the heroes of the @londonsairambulance.」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)