多くの人たちによって約1万5000ポンド(約280万円)が集まった。また幸いなことに、ほとんど筋肉がなかった正常な後ろ脚も数か月後には筋肉が幾分ついたことから切除する必要がなくなり、余分な脚の切除だけで済むことになった。
そして今月18日、アリエルはラングフォードにあるブリストル大学付属の動物病院「ラングフォード・ヴェッツ(Langford Vets)」で2時間にも及ぶ手術を受けた。手術は無事に成功し、翌日にアリエルは起き上がって歩き回り、元気に餌を食べていたそうだ。
手術が終わって一安心したマイキーさんだったが、「今はアリエルが感染症にかからないように祈るばかりです。でも彼女は最高のケアを受けているんですよ」と話している。アリエルは数週間ほどの理学療法を受けて回復した後、新しい家族を探すことになるという。幸いにも、アリエルの永遠の家族になることを希望する人が多数申し出ているそうだ。
なおアリエルが保護された当時、テックインサイト編集部ではグリーンエイカーズ・レスキューに話をうかがっている。アリエルが無事に手術を乗り越えた後のことについて尋ねると、「普通の犬と同じように過ごせることを願っている」との返答だった。現在、各メディアが公開した映像には、手術を終えたアリエルが普通の犬と変わらぬ様子で歩く姿が映っている。
画像は『Greenacres Rescue 2024年1月16日付Facebook「ARIEL – hoping tomorrow will be ‘the day’」、2023年9月29日付Facebook「ARIEL UPDATE」』『New York Post 2024年1月20日付「Six-legged dog gets surgery after over $19K in donations」(Greenacres Rescue/Facebook)』『The Mirror 2019年8月23日付「Stranger’s incredible act of kindness for adorable puppy born with six legs」(Image: SWNS)、2022年4月14日付「Extremely rare puppy born with six legs, four testicles & extra penis survives odds」(Image: Robert Scheer/IndyStar / USA TODAY NETWORK)』『Mac the pitbull 2019年11月12日付Facebook「It’s me Narwhal!! I don’t understand what viral is but my foster mama said my story being viral helps ALL our special needs dogs here at the Mission.」』『NorCal_BullyBreed_Rescue 2021年8月26日付TikTok「5 legs, don’t care.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)