アメリカでワニの保護施設の池が凍り付き、泳いでいたワニは氷に閉じ込められてしまった。しかしワニは生きており、同施設はTikTokで凍ってしまったワニの様子を捉えた動画を公開し、その驚きの仕組みを説明した。「すごい!」「こんなの見たことがないよ」と驚きの声が寄せられていると、米ニュースメディア『CBS News』などが伝えた。
話題の動画は今月17日、米テキサス州ボーモント市にあるワニの保護施設「Gator Country」がTikTokに投稿したものだ。同施設のオーナーであるゲイリー・ソーレッジさん(Gary Saurage)は、動画の中で「皆さんは春や夏にワニが過ごす様子を見たことがあると思います。では、彼らは冬をどうやって生き延びているのでしょうか?」とユーザーに問いかけている。
厳しい寒さに見舞われたテキサス州にある同施設では、ワニの過ごす池が凍ってしまったという。カメラがその池を捉えると、凍った水面下にワニの姿があった。ワニは池の中にいて、そのまま一緒に凍ってしまったのだ。
ゲイリーさんは、「ワニの鼻の部分を見てください。水面に鼻を出して息ができるようにしているのです。あのワニは完全に冬眠状態にあり、心臓は1分間に3回動きます。このようにして、ワニは氷の中で生き延びるのです」と説明した。
爬虫類の冬眠は、