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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】頭に銃撃を受けたまま4日間過ごしていた男性「石が当たったと思った」(ブラジル)

脳神経外科医のフラビオ・ファルコメタ医師(Flávio Falcometa)から、「頭に9ミリの弾丸があります」と衝撃の事実を告げられた。

レントゲンの撮影を行うと、後頭部に9ミリの弾丸が写し出された。マテウスさんは気付かない間に銃撃を受けていた(画像は『The US Sun 2024年1月22日付「HEAD SCRATCHER I thought a stone hit my head during a NYE party…but an X-ray four DAYS later showed it was a miracle I was still alive」(Credit: Jam Press)』のスクリーンショット)

フラビオ医師によると、弾丸は脳内の右腕の動きを制御する部位に近い場所にあり、その部位を圧迫していたため、マテウスさんの右腕が痙攣していたそうだ。「弾丸があと数ミリでもずれていたら、腕や全身が麻痺してしまうなど、より深刻な症状が起きていた可能性もあったため、マテウスさんは非常に幸運だと思います」とフラビオ医師は話している。

銃弾の位置が数ミリでもずれていたら、腕の麻痺だけではなく、全身が麻痺するという深刻な状況になっていた可能性もあると医師は指摘している(画像は『The US Sun 2024年1月22日付「HEAD SCRATCHER I thought a stone hit my head during a NYE party…but an X-ray four DAYS later showed it was a miracle I was still alive」(Credit: Jam Press)』のスクリーンショット)

検査を終えたマテウスさんは、弾丸の摘出手術を受けることになった。その時、マテウスさんの母親であるルシアナさん(Luciana)は、医師から「今回の手術は出血や脳脊髄液の漏出、髄膜炎などのリスクが懸念され、最悪の場合には死に至る可能性もあります」と告げられたという。

2時間に及ぶ難しい手術が終わり、マテウスさんの頭にあった弾丸は、脳への損傷もなく無事に取り除かれた。フラビオ医師は「20~30日後には通常の生活に戻れるでしょう」と説明しており、マテウスさんは現在、自宅で療養中と報道されている。

ルシアナさんは、「4日間も頭の中に銃弾があったのに、息子が生きているなんて不思議です。まるで息子が生まれ変わったかのような気分です」と、驚きながらもマテウスさんの無事を喜んだ。

マテウスさんはもともと大学で経営学を勉強していたが、先月から医学部のコースに変更したばかりだった。今回の出来事で、マテウスさんはその選択が正しかったという思いを強くしたそうで、「こんなことが起こるなんて考えもしませんでしたが、入院中に『医療に関わることこそが人生に求めていたものだ』と気付きました。今回の経験は良い医師になって人々の命を救うために、きっと役立つと確信しています」とポジティブなコメントを残した。

なお、摘出された弾丸は地元警察に送られ、現在は発砲した人物を特定するための捜査が行われている。地元警察によると、現時点ではビーチで発砲があったなどの通報は受けていないそうだ。

ちなみに2021年3月にはフィリピンで、10センチのナイフが胸に刺さったまま、気付かずに1年2か月も過ごしていた男性が話題を呼んでいた。

画像は『The US Sun 2024年1月22日付「HEAD SCRATCHER I thought a stone hit my head during a NYE party…but an X-ray four DAYS later showed it was a miracle I was still alive」(Credit: Jam Press)』『Metro 2021年3月25日付「Man had no idea knife was lodged in his chest for a year after stabbing」(Picture: ViralPress)、2019年6月18日付「Woman had medical clamp inside her for 23 years after caesarean」(Picture: east2west)』『Báo Nhân Dân điện tử 2023年11月28日付「Cứu 1 người bị đũa đâm xuyên từ mũi lên não」(Ảnh Bệnh viện cung cấp)』『星島日報 2023年2月1日付「廣東男打完籃球6天後頭頂有腐臭味 就診頭皮竟發現2顆牙」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

「寒い日だけ胸が痛い」と思っていたフィリピン在住の男性。2021年に健康診断を受けると、体内に刃渡り10センチのナイフが胸に刺さっていたことが判明した(画像は『Metro 2021年3月25日付「Man had no idea knife was lodged in his chest for a year after stabbing」(Picture: ViralPress)』のスクリーンショット)

ベトナムの病院で2023年11月、35歳男性の鼻孔から折れた箸が摘出された。箸は約5か月間も鼻の奥に留まり、頭蓋骨にまで達していたが、男性が異物の存在に気付いたのは手術の直前だったという(画像は『Báo Nhân Dân điện tử 2023年11月28日付「Cứu 1 người bị đũa đâm xuyên từ mũi lên não」(Ảnh Bệnh viện cung cấp)』のスクリーンショット)

ロシアの病院で帝王切開による出産をした62歳の女性。2019年に行ったレントゲン検査で、23年前の帝王切開手術時に使われた鉗子が腹部に残っていたことが明らかになり、女性は怒りを露わにしていた(画像は『Metro 2019年6月18日付「Woman had medical clamp inside her for 23 years after caesarean」(Picture: east2west)』のスクリーンショット)

中国在住の男性が2023年1月、バスケットボールの試合中に対戦相手と衝突。男性は「心配するほどの傷ではない」と思っていたが、後日病院で治療を受けたところ、傷口に2本の歯が刺さっていたという(画像は『星島日報 2023年2月1日付「廣東男打完籃球6天後頭頂有腐臭味 就診頭皮竟發現2顆牙」』のスクリーンショット)

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