イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】デンマークのメアリー皇太子妃、歴史あるティアラで新年晩餐会に出席 「凛として綺麗」絶賛の声

ベルベット生地によるえび茶色のドレスを纏っていた。ドレスは幅広のネックラインで、ウエストの太いベルトと長いトレーンが印象的だ。

メアリー皇太子妃とフレデリック皇太子。皇太子妃のドレス姿に王室ファンは「堂々として美しい」と絶賛した(画像は『DET DANSKE KONGEHUS 2024年1月1日付Instagram「Øjeblikke fra gæsternes ankomst til Hendes Majestæt Dronningens nytårstaffel på Amalienborg」』のスクリーンショット)

皇太子妃はダークなロングヘアをアップスタイルにして、「デンマーク産ルビーのパリュール・ティアラ(Danish Ruby Parure Tiara)」を着用していた。

パヴェダイヤモンドを配した葉とルビーを配した実のモチーフを連ねたティアラは、イヤリングやネックレス、ブローチ、ブレスレット、ヘアピン、リングを含むパリュールの一部だ。

このパリュールは1804年、フランスの皇帝ナポレオン・ボナパルトの戴冠式のために制作された。当時ナポレオンは、信頼する元帥やその妻達を華麗な装いで戴冠式に出席させるため、彼らに資金を配分した。

そのうちの一人だったジャン=バティスト・ベルナドットが、妻デジレ・クラリーのために、パリュールを購入した。夫妻はのちにスウェーデンのカール14世ヨハン王とデジデリア王妃になり、パリュールは同国へと渡った。

その後、パリュールはデジデリア王妃の義理の娘ジョゼフィーヌ王妃が継承。1869年に彼女の孫娘ロヴィーサ王女がデンマークの皇太子フレデリック8世と結婚すると、パリュールが祝いの品として贈られた。そしてティアラを含むパリュールは、デンマーク王室で引き継がれた。

そんな歴史あるティアラを着けたメアリー皇太子妃の姿に、王室ファンからは次のようなコメントが寄せられた。

「メアリーはなんて美しく、堂々としているのかしら。タスマニア出身の女の子がパブでデンマーク人の男性と出会って恋に落ち、最後には王妃になるなんて、まさにおとぎ話。オーストラリア人が興奮するのも当然ね。」
「本当に凛としていて、綺麗だわ。オーストラリア人の新たなメアリー王妃!」
「これから王妃と国王になるメアリーとフレデリックが、リラックスした雰囲気と輝く笑顔で、最高の魅力を披露する姿を見ることができてとても嬉しいわ。」

画像は『DET DANSKE KONGEHUS 2023年12月20日付Instagram「Vi har brug for hinanden, hvis vi vil lykkes.」、2024年1月1日付Instagram「For kort tid siden ankom Hendes Majestæt Dronningen til årets nytårstaffel i Christian VII’s Palæ på Amalienborg.」「Øjeblikke fra gæsternes ankomst til Hendes Majestæt Dronningens nytårstaffel på Amalienborg」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

マルグレーテ女王の次男ヨアキム王子と妻マリー妃。2022年には、一家が米国に移住する予定だと報じられた(画像は『DET DANSKE KONGEHUS 2024年1月1日付Instagram「Øjeblikke fra gæsternes ankomst til Hendes Majestæt Dronningens nytårstaffel på Amalienborg」』のスクリーンショット)

マルグレーテ女王の妹ベネディクテ王女。雨が降る中、煌びやかなパープルのドレス姿で笑顔を見せた(画像は『DET DANSKE KONGEHUS 2024年1月1日付Instagram「Øjeblikke fra gæsternes ankomst til Hendes Majestæt Dronningens nytårstaffel på Amalienborg」』のスクリーンショット)

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