ミーナはここで敗退する。本来ならこの時点で「実は決勝の枠の件はドッキリだった」と伝えるべきだったが、タイミングを逃してしまいそのままになってしまった。ミーナの現場マネージャーも一緒に騙されていたので、「決勝に行けるはずが、なぜ2回戦で落ちてしまったのか」と3人で混乱したそうだ。塙は最近になって2人を呼んでネタバラシをしたが、彼らにブチ切れられたという。これに相方の土屋伸之が「1回戦を突破した時点で本当のことを伝えるべきだった」と話すと、塙も「最悪だ、反省してます」と恐縮していた。
一方のミーナは、ラジオ番組で塙が話したことを受け、音声配信プラットフォームアプリ「stand.fm」で11月22日、「精神的に本当にキツかった」と当時の心境を明かしている。ミーナの喜助は、“ドッキリ”とは種明かしをされると「あー良かった」と安堵するものだと思っていたが、今回は真実を知ってからより「食らっちゃった」という。2人とも土屋同様、せめて1回戦を突破した時点でネタバラシをして欲しかったと話していた。
このドッキリ企画は『ナイツ塙会長の自由時間』で12月中に公開されると聞かされていたミーナの2人だったが、ネットで大騒ぎになり、状況が変わってしまったようだ。12月21日に同チャンネルで「ミーナのドッキリについて」と題した動画が投稿され、塙とミーナが登場。塙は「自分が100%悪い」「ミーナに大変な思いをさせてしまった」と横に座る2人に頭を下げ、動画がお蔵入りになることを告げた。「え~!?」と驚くミーナに、塙は謝り続けるしかなかった。確かに「ドッキリ」と告げられた時は怒り心頭だったが、すぐにその感情もおさまり、芸人として撮影された動画が公開されるのを彼らは楽しみにしていた。しかし今回の騒ぎで、塙は「いろんな方面の方が嫌な気持ちになってしまった」と述べており、彼がミーナに謝るだけでは収拾がつかなくなってしまったようだ。
「(自分は)最低な人間で、最悪な結果だ」と話す塙は、非常に疲れた表情を見せていた。ミーナの2人が、今年の『M-1』2回戦で敗退した結果について、あくまでも自分たちの実力が足りなかったからであり、「ドッキリの影響ではない」と言い切っていたのがせめてもの救いだったかもしれない。
画像2枚目は『ATSUSHI【ミーナ】 2023年12月11日付X「G-1スタートアップグランプリにてネタやらしていただきました!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 みやび)