12月24日に開催される『M-1グランプリ2023』に向けて、8540組の挑戦者が30組に絞られた。12月7日に行われる準決勝でついに決勝進出者が決まるが、出場者たちはネタの他に目を引くための様々な戦略を立てているという。2年連続で準決勝進出を果たしたある漫才コンビが、重要視しているのは「顔」とのこと。その並々ならぬこだわりに、同大会のファイナリスト経験のあるナイツの2人や相席スタートの山崎ケイも驚きの声をあげていた。
28日に放送された『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)に、令和ロマンの2人がゲスト出演した。昨年に続いて2年連続でM-1準決勝進出を決めた彼らは、初めての決勝進出に向けて今まで以上に熱意を燃やしているようで、その秘策を堂々と明かした。
それは「見た目」だ。ボケ担当の高比良くるまは準々決勝で、3回戦まで使用していたメガネをわざわざ伊達メガネに変更し、あえてコンタクトレンズを装着。少しでも目が大きく見えるように調整することで目力が強くなり、周囲に「調子いいな」と思わせる作戦をとったという。
その甲斐あってか無事、準決勝の切符を掴んだ高比良は、さらに準決勝に向けて眉のアートメイクを実施。これ以上目は大きくならないため、眉毛を彫る作戦に出たのだ。その出来栄えは、スタジオの山崎ケイが「キリッとなってる」と評した通り、一層目力に磨きがかかったようだが、ナイツの塙宣之は「どうすんだよ。これで決勝行かなかったら何年後かに顔が別人になっちゃうじゃん」と、一抹の不安を抱えているようだ。
一方で、高比良の相方である松井ケムリも負けてはいない。前回出場時からおよそ1年間、