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writer : kanna

【海外発!Breaking News】マクドナルドのスピンオフ店「CosMc’s」オープン 気分が上がるメニュー全容発表(米)<動画あり>

スパイシー・ケソ・ソース、ふわふわオムレツ、ソーセージ、ホワイト・チェダーチーズ、ハラペーニョのチップスを、軽くトーストしたブリオッシュのバンズで挟んだ「スパイシー・ケソ・サンドウィッチ」というものもある。さらに、ハッシュドポテトやプレッツェルが一口サイズで提供され、スペインのマクドナルドで人気のデザート「McPops」もメニュー入りした。これは、フィリングが詰められ、表面に粉砂糖がまぶされたミニドーナツで、シカゴのマクドナルド本社1階の店舗で提供されている国際メニューの1つでもある。

フードメニューには、オムレツに「アボカドとトマティーリョのソース」や「スパイシー・ケソ・ソース」をかけたオリジナルの朝食サンドウィッチや、ドライブスルー販売向きの一口サイズのアイテムが登場(画像は『Business Insider 2023年12月7日付「McDonald’s unveiled the menu for CosMc’s, a beverage-focused concept that could compete with Starbucks」』のスクリーンショット)

また、本家マクドナルドの朝限定メニューであるマックマフィン3種とマックフルーリーも「CosMc’s」で販売される。マクドナルドの定番メニューやセットはないが、1号店に関しては隣がマクドナルドなので、ボリュームが物足りない人も心配無用だろう。

「CosMc’s」は注文から支払いまで、キャッスレス決済とドライブスルー形式を採用するといい、SNSユーザーの投稿によれば、同店舗には4つのドライブスルーレーンが設置されているようだ。

最近のアメリカでは、「Dutch Bros」や「7 Brew」といったドライブスルー形式のみのコーヒーショップという業態が増えている。多くの店ではコーヒー・紅茶のほかに、炭酸飲料やレモネードなどに好みのフレーバーを選んでバラエティに富んだカスタマイズができる。「CosMc’s」も、このスタイルを取り入れたようだ。

なお、レストランの名称「CosMc’s」は、1980年後半のアメリカで同社のテレビコマーシャルに登場したエイリアンのマスコットキャラクター「CosMc」にちなんで名付けられた。

マクドナルドのマスコットキャラクターでは、シェイク好きの紫色モンスターという設定の「グリマス(Grimace)」が52歳の誕生日を迎えたことを記念して今夏、アメリカで期間限定販売された紫色のベリー味シェイクがSNSを通じて異例の大ヒットとなった。グリマスは、マーベル・スタジオの映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開)で、ピーター・クイルがサノスを“グリマス(日本では残念ながら、ずんぐりむっくりに吹き替えられた)”と揶揄するなど、アメリカ市民の間では認知度はそれなりにあった。対してCosMcは、いくつかのCMバージョンに登場した以外に大きく注目されることもなく、いつしかマクドナルドの世界から姿を消していったキャラクターで、今回思いがけなく白羽の矢が立った形だ。

店舗名の由来となった「CosMc」は、1980年代後半に初登場したマクドナルドのマスコットキャラクターでオレンジ色のエイリアン(画像は『Business Insider 2023年7月28日付「McDonald’s is opening a mysterious new spinoff restaurant named after CosMc in its latest nostalgia play」』のスクリーンショット)

メニューが明らかになってSNSでは、こんな声が寄せられた。

「これはかなりクールだよ!」
「ネーミングが好き」
「天才だ。これでスターバックスとソーセージマックマフィンを同じ店で買える!」
「カリフォルニアにも来てくれるといいな」
「どうせ、アイスクリームのマシンは壊れているさ」

米マクドナルド社の発表によると、「CosMc’s」は2024年末までに約10のパイロット店をテキサス州にオープンする計画があるという。同社は、中西部の一部の店舗においても、2022年末から米ドーナツチェーン「クリスピー・クリーム・ドーナツ」の商品を限定的に販売している。

画像は『CosMc’s 2023年12月6日付Instagram「we come from a place where gravity doesnt exist and galaxies are traveled at light speed.」』『Business Insider 2023年12月7日付「McDonald’s unveiled the menu for CosMc’s, a beverage-focused concept that could compete with Starbucks」、2023年7月28日付「McDonald’s is opening a mysterious new spinoff restaurant named after CosMc in its latest nostalgia play」』『yukianggia 2022年9月1日付TikTok「jadi, kalian mending teriak apa beli aja?」』『McDonald’s Indonesia 2023年6月27日付Instagram「McD’ers, yuk buat momen pernikahan jadi lebih berkesan dengan paket Wedding Mekdi!」』『Metro 2022年5月19日付「McDonald’s lover has eaten a Big Mac nearly every day for 50 years」(Picture: Guinness World Records)』『Taylor Gecking 2021年4月19日付Facebook「Finally got the collection up with Adam’s help!」』『Rob DenBleyker 2022年12月21日付X「OK let’s try this again, ordering a nothing burger from McDonalds」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 秋本神奈)

シンガポールのマクドナルドが2022年に設置したデジタル広告板。大声で叫び、新商品の無料チケットがもらえるというキャンペーンだった(画像は『yukianggia 2022年9月1日付TikTok「jadi, kalian mending teriak apa beli aja?」』のスクリーンショット)

インドネシアのマクドナルドが今年6月、ジャカルタでウエディング用のケータリングサービスの提供開始を発表。「思い出に残る結婚式を」とのことだった(画像は『McDonald’s Indonesia 2023年6月27日付Instagram「McD’ers, yuk buat momen pernikahan jadi lebih berkesan dengan paket Wedding Mekdi!」』のスクリーンショット)

米ウィスコンシン州在住の男性は2022年5月、ビッグマックを毎日食べ続けて50年目の記念日を迎えた。「世界で最もビッグマックを食べた男性」としてギネス記録にも認定されている(画像は『Metro 2022年5月19日付「McDonald’s lover has eaten a Big Mac nearly every day for 50 years」(Picture: Guinness World Records)』のスクリーンショット)

米バージニア州在住の女性は、マクドナルドが好き過ぎて自宅を改装。2021年時点で90個近くの関連グッズを集めていた(画像は『Taylor Gecking 2021年4月19日付Facebook「Finally got the collection up with Adam’s help!」』のスクリーンショット)

米テキサス州在住の男性は2022年12月、マクドナルドでチーズバーガーの「全部抜き」を注文。その結果を報告していた(画像は『Rob DenBleyker 2022年12月21日付X「OK let’s try this again, ordering a nothing burger from McDonalds」』のスクリーンショット)

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