このほど中国南部で、多数のツバメが地面に落下した光景が撮影された。ツバメは上空で群れを成して飛んでいたが、一部のツバメが急に意識を失ったように道路へ落下し、そのまま死んでしまったという。英ニュースメディア『The Sun』などが当時の動画とともに報じると、無数のツバメが力なく横たわる不気味な映像には、「空気汚染のせいだ」「この世の終わりか?」といった憶測が飛び交っている。
奇妙な光景を捉えた動画は、中国・広西チワン族自治区来賓市の住宅街で撮影された。その映像には、数えきれないほど多くのツバメが、円を描くように建物の上空を飛んでいるのが確認できる。目撃者によると、飛んでいたツバメの一部が急に地面へ落下し、そのまま動かなくなってしまったという。
動画には、道路に落ちたまま動かないツバメの様子も映っている。道路上のツバメはすでに死んでいるようで、無数のツバメが力なく横たわっていた。
ツバメは渡り鳥であり、棲んでいる地域の気温が下がると、温かい場所を求めて移動する。一部のメディアでは、氷点下の気温に耐え切れずに死んでしまったのではないかと伝えているが、これほど多くのツバメが一度に死んでしまった理由については明らかになっていない。
中国において、死んだ鳥は絶望と不運の象徴、または愛する人の死を予告する祖先からのメッセージと言われている。またキリスト教では、