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writer : ac

【海外発!Breaking News】インドのハチ公! 亡き飼い主が運ばれた遺体安置所前で4か月、帰りを待つ犬<動画あり>

次のように述べていた。

「スタッフにラムのことを聞いて以来、自宅で調理した餌を与えているの。前の飼い主が何を与えていたかは分からないけど、米はあまり好きではなく、卵や魚をよく食べるのよ。」

別のスタッフのヴィカス・クマールさん(Vikas Kumar)は、地元メディアの取材に応じ、このように話している。

「あの犬は、亡くなった飼い主が遺体安置所に運ばれるところを見ていたようでね。遺体はスロープがある正面のドアから入った後、道路に面した反対側のドアから運び出されることになっているんだ。だからきっと、飼い主が今もここにいると思っていて、4か月経った今も、この場所を離れようとしないのだろうね。」

そしてラムが遺体安置所の近くで過ごす様子はSNSに投稿され、次のようなコメントが寄せられた。

「日本のハチ公を思い出す。これはインドのハチ公だ。」
「これだから、飼い主が亡くなったことを知らせるべきなんだ。そうすれば犬が混乱せずに済むからね。」
「きっととても寂しいのでしょうね。」
「犬は人間に忠実で無償の愛を与えてくれる。元の飼い主はきっと、とても可愛がっていたのだろう。」
「『飼い主はきっと現れる』と信じているのでしょうね。」
「心が痛むよ。」
「この子を誰かが引き取ってくれることを願っているよ。」

亡くなった飼い主が遺体安置所に運ばれるところを見ていたという犬。人々からは「インドのハチ公だ」という声があがっている(画像は『NDTV 2023年11月6日付「“Kerala’s Hachiko”: Video Of Dog Waiting For Dead Owner Moves Internet」』のスクリーンショット)

なおゴパラクリシュナン医師によると、カンヌール地区に住む女性から「ラムを是非引き取りたい」という申し出があったそうで、ラムが病院を去るのも時間の問題のようである。

ちなみにブラジルでも2018年、病院前で飼い主の帰りをじっと待つ1頭の犬が話題となった。飼い主はホームレスの男性で、刺された傷が致命傷となり亡くなったが、犬はその事実を知らずに男性が現れるのを4か月も待ち続けたという。

画像は『Times Now 2023年11月5日付「India’s Hachiko Moment: Dog Waiting Outside Kozhikode Mortuary Since 4 Months」』『NDTV 2023年11月6日付「“Kerala’s Hachiko”: Video Of Dog Waiting For Dead Owner Moves Internet」』『The Dodo 2023年9月1日付「Loyal Dog Stares At Emergency Room Entrance For 10 Days, Hoping To See Her Human Again」(SUZETTE HALL)』『The Sun 2020年5月25日付「HEARTBREAK HOUND Loyal dog waits at Wuhan hospital for 3 months after owner’s Covid death」(Credit: AsiaWire)』『Metro 2019年3月16日付「Loyal labrador waits for owner outside hospital not knowing he is dead」(Picture: CEN/ Twitter)』『Cristine Sardella 2018年2月27日付Facebook「Temos muito o que aprender com os animais.」』『Joyfulpayday.com 2023年9月13日付TikTok「#missingourson #childloss #unexpecteddeath #grief」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

今年8月、米カリフォルニア州の病院の緊急救命室のそばで亡き飼い主を10日間待ち続けた犬。その後、犬の保護団体が保護していた(画像は『The Dodo 2023年9月1日付「Loyal Dog Stares At Emergency Room Entrance For 10 Days, Hoping To See Her Human Again」(SUZETTE HALL)』のスクリーンショット)

2020年5月、中国武漢市の病院ロビーで亡き飼い主を3か月間待ち続けた犬。その後、地元の保護協会に引き取られたという(画像は『The Sun 2020年5月25日付「HEARTBREAK HOUND Loyal dog waits at Wuhan hospital for 3 months after owner’s Covid death」(Credit: AsiaWire)』のスクリーンショット)

2019年3月、アルゼンチンの病院玄関で亡き飼い主を待ち続けたラブラドール・レトリバー。1週間後、地元の動物保護団体が保護していた(画像は『Metro 2019年3月16日付「Loyal labrador waits for owner outside hospital not knowing he is dead」(Picture: CEN/ Twitter)』のスクリーンショット)

2018年2月、ブラジルのある病院の外で亡くなった飼い主を4か月間待ち続ける犬。施設に引き取られた犬だが、脱走して病院に戻ってきたという(画像は『Cristine Sardella 2018年2月27日付Facebook「Temos muito o que aprender com os animais.」』のスクリーンショット)

今年9月、2年前に亡くなった飼い主の写真を見つめる犬の姿がSNSに投稿され、多くの人の心を揺さぶっていた(画像は『Joyfulpayday.com 2023年9月13日付TikTok「#missingourson #childloss #unexpecteddeath #grief」』のスクリーンショット)

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