マレーシア出身のサラ・マーベックさんという女性が、デヴィッドと約2年間にわたり不倫関係にあったと主張。親密なテキストメッセージを交換したことや、ホテルで密会したことを話していた。
『ベッカム』の最終回となる第4話では、ヴィクトリアがデヴィッドの不倫疑惑騒動について初めて語っている。番組でレベッカさんとサラさんの名前は出していないが、ヴィクトリアは明らかに当時のことについて触れた。
インタビュアーが「これまでの結婚生活で、最も辛かった時期はありましたか」と尋ねると、ヴィクトリアは涙をこらえた様子で「あったわ。100パーセントね」と答えた。
当時、ヴィクトリアはデヴィッドの不倫報道を「馬鹿げている」と一蹴し、夫をサポートするために息子2人を連れてスペインで生活することを決意して移住した。
ヴィクトリアは「あれは私達にとって、一番大変な時期だったわ。まるで世界中が私達を敵に回しているような感じだった」と述べると、報道後はデヴィッドとの夫婦関係に問題があったことを明かした。
「正直に言うと、私達はお互いに敵対していたの。マドリードに着くまでは、私達は一緒で、繋がっていて、お互いを理解していると思っていた。私達は他の人達と敵対していると感じていたのよ。」
「だけどスペインにいる時は、夫婦のように感じられなかった。悲しかったわ。どれだけ辛くて、私にどれほど影響を与えたか、言い出したらきりがないのよ。」
そしてデヴィッドの不倫疑惑が大々的に報じられたことについて、「あれは、まったくの見世物小屋だった。サーカスが街にやってくると、みんなが喜ぶでしょう? サーカス団のメンバーでない限りはね」と付け加えた。
一方のデヴィッドも、ヴィクトリアと困難な時期を過ごした頃を振り返り、感情的な面持ちでこう語った。
「正直なところ、どうやって乗り越えたのか分からない。ヴィクトリアは僕のすべてであり、彼女が傷つくのを見るのは信じられないほど辛かった。」
そして「だが僕らはファイターなんだ。だからあの時は、お互いや家族のために闘う必要があった。僕達が持っていたものには、闘う価値があったんだ」と、家族への限りない愛情を示した。
そんなデヴィッドは不倫疑惑の渦中に心を痛め、毎日の練習にも影響が出るほどだったという。
「どうやってトレーニングのピッチに立ち、何事もなかったかのような顔をすればいいのか。毎日、目を覚ますと身体の具合が悪くなった。どうすればいいんだとね。」
このスキャンダルの翌年となる2005年2月、ヴィクトリアはデヴィッドとの三男クルス・ベッカムを出産。2011年7月には愛娘ハーパー・ベッカムちゃんが誕生した。
現地時間3日には英ロンドンで『ベッカム』のプレミア上映会が開催され、レッドカーペットにはベッカム一家のメンバーが勢揃いした。ブルックリンは妻で女優のニコラ・ペルツと、ロメオは恋人でモデルのミア・リーガンとともに出席した。
画像2~4枚目は『Netflix UK & Ireland 2023年10月4日付Instagram「#BECKHAM is now streaming, only on Netflix!」』『David Beckham 2023年9月25日付Instagram「…I just fancied her」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)