米ミシガン州ウォーレンで昨年8月20日、前夜の嵐で切れ、垂れ下がった電線を手に取った8歳男児が重傷を負った。男児を命懸けで救ったのは、たまたま現場近くにいた地元の警察官2人で、先月27日に勇気あるヒーローに贈られる「ヴァラ賞(Valor Award)」を受賞した。最近公開された当時の緊迫した映像とともに、米ニュースメディア『FOX 2 Detroit』などが伝えた。
ミシガン州ウォーレン警察署は昨年8月20日午前9時14分過ぎ、「マッキンレー小学校近くで、子供2人が電流が通じている電線に触れてショック状態に陥っている」という通報を受けた。
現場に急行したのは、当時巡査だったダニエル・ローズさん(Daniel Rose)とデイヴィッド・チャップマンさん(David Chapman)で、別件ですぐ近くにいたという。
現在、巡査部長であるダニエルさんは「優先度が高いと聞いて現場に行くと、男児(8)が倒れているのが見えてね…。とにかく何かをしなくてはと思った」と当時のことを明かしており、