ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が英ウェールズを訪問し、エリザベス女王の一周忌を偲ぶプライベート礼拝に参列した。この日、キャサリン皇太子妃は女王が所有したダイヤモンドとパールのイヤリングを着用し、礼拝後には女王の遺影の前でカーテシー(お辞儀)をするなど亡き女王への敬意を表した。
ウィリアム皇太子とキャサリン皇太子妃が現地時間8日、ウェールズのペンブロークシャーの都市セント・ディヴィッズにある聖デイヴィッド大聖堂で、エリザベス女王の一周忌を偲ぶ礼拝に参列した。エリザベス女王は2022年9月8日、夏季休暇で滞在していたスコットランドのバルモラル城で、96歳で崩御した。
現地メディアによると、ウィリアム皇太子夫妻を乗せた飛行機は、霧で悪天候だったため到着が遅れた。しかし現地では夫妻を歓迎するために多くの群衆が待ち受けており、2人が通るルートには地元の学校から600人の子供達が並んだそうだ。さらに大聖堂の周辺には、およそ300人の群衆が訪れたという。
この日、キャサリン皇太子妃は「Eponine London」によるバーガンディ色のコートドレスと、同色のファシネーターとクラッチバッグ、ハイヒールを合わせていた。ファシネーター以外の衣装は、昨年12月に皇太子妃が主催したクリスマス・キャロル礼拝『Royal Carols: Together at Christmas』で着用したものと同じだ。
そして耳には、エリザベス女王が所有した「シルバー・ジュビリー・イヤリング」を着けていた。イヤリングはダイヤモンドとパールを配したもので、