お尻が大きく露出していた。この時、カニエの両足の間にはビアンカさんがひざまずいて座っていたようで、別の角度から捉えた写真では、カニエが手前に座るビアンカさんの頭を撫でる場面が写されている。
カニエが乗る水上タクシーのすぐ後ろには、3人の若い女性観光客を乗せた水上タクシーが続いていた。女性達はスマートフォンを片手に持ち、前方の景色を撮影している。
多くの観光客が周囲にいるにもかかわらず、カニエとビアンカさんがこのような写真を撮られたことについて、SNSでは「公衆の面前でわいせつ行為をするなんて」「ベネチアで白昼堂々と。しかも、お尻を露出するとは」などと驚きのコメントで溢れ返った。
カトリック教徒が多いイタリアでは、公然とこのような振る舞いをするカニエとビアンカさんに対し、「2人を逮捕するべき」といった声もあがっていた。
その後、カニエとビアンカさんを乗船させたレンタルボート会社「ベネチア・ツーリスモ・モトスカフィ(Venezia Turismo Motoscafi)」は、2人を永久に乗船させないように措置を取ったことを発表した。
同社の広報担当者は豪メディア『Daily Mail Australia』に寄せた声明文で、次のように伝えた。
「操縦士は船内で交通を監視する必要があるため、このようなわいせつ行為を目にすることがありませんでした。もしこのようなことがあれば、彼は即座に船から降ろされ、違法行為として関係当局に報告されたでしょう。」
そして「タクシーにはウェスト夫妻と同乗していた3人目の人物がおり、いずれにしても船長の視界を妨げていました」と付け加えた。3人目の人物とは、ベネチアでカニエとビアンカさんの付添いをしていた女性とみられている。
さらに同社は「我々は、このような行為や行動とは完全に無縁です」と述べ、「ウェスト氏とその妻は今後、当社の船に乗ることはないでしょう」と、2人を生涯出入り禁止にしたことを明かした。
「ベネチア・ツーリスモ・モトスカフィ」は、ベネチアを代表するプライベート・ナビゲーション会社で、顧客にはジェニファー・ロペスとベン・アフレック夫妻、レディー・ガガ、ハリー・スタイルズなどのセレブが名を連ねている。
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)