8月25日から解禁になった米ミシシッピ州のアリゲーター狩りで、同州のアリゲーターの最大記録を更新する個体が捕獲された。まるで恐竜のようなアリゲーター捕獲の話題を米ニュースメディア『Fox News』などが伝えた。
ミシシッピ州では毎年、8月末から約10日間の日程でアリゲーター狩りが解禁になる。これは2005年から続くスポーツハンティングのイベントで、参加するには200ドル(約2万9100円)の許可証と25ドル(約3640円)のライセンス取得が必要であるが、くじで当選者を決めるほど人気が高い。
今年は8月25日から9月4日まで開催されているが、2日目の26日、これまでの同州の記録を更新する巨大なアリゲーターがヤズー川で捕獲されて注目された。
モンスター級のこのアリゲーターは、体長約434.3センチ(14フィート3インチ)、重さ約364キロ(802.5ポンド)、腹回りが約167.6センチ(66インチ)で、2017年8月28日に記録された体長約426.7センチ(14フィート)、重さ約347.6キロ(766.5ポンド)の個体の長さを約7.6センチ(3インチ)更新した。
記録を塗り替えたのは、タナー・ホワイトさん(Tanner White)、ドン・ウッズさん(Don Woods)、ウィル・トーマスさん(Will Thomas)、ジョーイ・クラークさん(Joey Clark)の4人で、捕獲にはなんと7時間を要したという。
チームの一人であるドンさんは、当時のことを「その日は辺りが暗くなるとすぐ出発してね。川では240センチ超(8フィート)のゲーター(アリゲーター)がたくさん目についた。でも午後9時頃、365センチ(12フィート)はあると思われる大きな個体を見つけたんだ」と明かし、