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writer : ac

【海外発!Breaking News】世界最強の毒グモに噛まれた男性、2日間続いたバイアグラ以上の副作用に驚愕(ペルー)

フォニュートリア・ドクシボグモは相手を包み込むようなペンチ型の牙を持っているそうで、ロナルドさんは中指を挟まれるようにして2か所、噛まれていたという。

身体の異変を感じたのは噛まれてすぐのことで、その後の変化についてロナルドさんはこのように述べた。

「噛まれてから20分後には手が腫れて巨大化し、手から腕にかけての静脈が浮き出してきた。それに冷や汗が出て身体が震え、心臓がバクバクして飛び出しそうだった。さらにゆっくりと身体が弱っていくのを感じ、ついには歩くこともできなくなって、船で近くの病院に連れて行ってもらったんだ。そこで抗毒素(血清)を投与されると、他の病院に運ばれて点滴を受けた。」

「病院に行くまでの間には勃起が始まってね。それは丸2日間続き、普通の状態に戻り始めたのは3日目になってからだった。」

アメリカの生物学者クリント・レイドロー氏(Clint Laidlaw)のYouTubeで、自身のトラウマ体験を「全てが耐え難い苦痛だった」と語るペルー在住のロナルドさん(左)(画像は『The Daily Star 2023年8月11日付「Bloke left with two-day erection after bite from one of world’s most venomous spiders」(Image: Clint’s Reptiles/Youtube)』のスクリーンショット)

ちなみにフォニュートリア・ドクシボグモの毒は勃起不全の研究に使われており、「バイアグラよりも強力」と言う人さえいるという。ただし噛まれた後に起きる勃起には痛みと不快感が伴うようで、ロナルドさんはこの副作用に2日も苦しんだというわけだ。

それでも5日間、ワクチンや薬の服用を続けたことで当初の症状は改善したそうだが、噛まれてから1週間は腕の感覚がなく、中指は1か月間動かすことができなかったという。ロナルドさんはとんだ経験を「全てが耐え難い苦痛だった」と振り返り、「人には『あの種のクモには十分注意するように』と常に話をしているよ」と苦笑した。

南米に生息するフォニュートリア・ドクシボグモは世界最強の猛毒を持つことで知られ、ギネス世界記録の認定も受けている。体長5~8センチ、足を広げると13~15センチにもなる(画像は『The Daily Star 2023年8月11日付「Bloke left with two-day erection after bite from one of world’s most venomous spiders」(Image: Clint’s Reptiles/Youtube)』のスクリーンショット)

フォニュートリア・ドクシボグモは体長5~8センチ、足を広げると13~15センチにもなり、輸入されるバナナに紛れ込んでいることもあり「バナナ・スパイダー」の異名を持つ。オーストリアの首都ウィーンから80キロほどにあるスーパーでは今月8日、このクモが目撃されて一時閉店する騒ぎも起きていたが、噛まれた場合はヘビ抗毒素が有効で死亡することは稀という。

画像は『The Daily Star 2023年8月11日付「Bloke left with two-day erection after bite from one of world’s most venomous spiders」(Image: Clint’s Reptiles/Youtube)』『TMZ 2023年8月10日付「SPIDER WITH BITE THAT CAN CAUSE PERMANENT BONERS Invades Store, Forces Evac」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

フォニュートリア・ドクシボグモは、輸入されるバナナに紛れ込んでいることもあり「バナナ・スパイダー」の異名を持つ。オーストリアの首都ウィーンから80キロほどにあるスーパーでは今月8日、このクモが目撃されて閉店する騒ぎも起きていた(画像は『TMZ 2023年8月10日付「SPIDER WITH BITE THAT CAN CAUSE PERMANENT BONERS Invades Store, Forces Evac」』のスクリーンショット)

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