専門家によってまだ若いハシゴヘビ(ladder snake)であることが判明した。
オンライン動物百科事典『Animalia』によると、ハシゴヘビは南西ヨーロッパ(ポルトガル、スペイン、南フランス、イタリアの一部)の固有種で全長120~160センチだという。無毒だが非常に攻撃的なうえ防御的で、人間が捕まえようとするならば鋭い牙で咬もうとし、ストレスを感じると悪臭を放つそうだ。
この件を受けアルディは、これが初めてのケースであることを強調したうえで、ネヴィルさんに謝罪した。また再発防止の徹底を図ること約束し、補償金の支払いを申し出ている。
しかしネヴィルさんは「提示された金額では見合わない」と憤慨し、その理由についてこう説明した。
「我が家には障がいを持つ息子と病弱な義母がいる。ブロッコリーをキッチンカウンターに置きっ放しにしなかったことは幸いだった。もしヘビが家の中に逃げ出していたら、2人を危険に晒していた可能性があった。それにヘビ嫌いの私だって、精神的にかなりの衝撃を受けている。」
そしてこのニュースには、次のようなコメントが寄せられた。
「ブロッコリーにヘビなんて! 怖い。」
「ブロッコリーの中に入るくらいだから、小さい個体でしょうね。」
「小さくてもヘビはヘビ。そりゃ、驚くわよ。」
「私は以前、野菜の袋からゴキブリが這い出してきたことがあったわよ。スーパーに交渉すべきだったかしら?」
「私の息子はカリフラワーについていたカタツムリをペットにしているわよ!」
「何もなかったのだから、補償金なんていらないでしょう?」
「心の傷? 明らかに金狙いなのでは?」
「ヘビが生きていたということは、とてもいい環境でブロッコリーが育てられたということよ。」
「南西ヨーロッパの畑にいたヘビが袋詰めされ、イギリスにやってきたんだね! このヘビが生息地と同じような環境に戻れることを祈っているよ!」
ちなみに過去にはイギリスで、スーパーで買ったバナナの中に卵を抱えた毒グモが入っていたり、ブロッコリーの中に青虫を見つけた男性が、7匹全てを蝶に育てたケースもあり、人々を驚愕させた。
画像は『WalesOnline 2023年7月2日付「Man finds snake in his Aldi broccoli」(Image: Donovan Linton / SWNS)』『「Aldi customer horrified after discovering a young ladder snake in his bag of broccoli」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)