この時エレベーターかごの床と到着フロアの間に段差が生じ、大きな隙間があることに彼女は気づかず、吸い込まれるように転落してしまったのだ。一方でアイシヤさんが現れるのを待っていた親類は、急に連絡が取れなくなった彼女を心配して、空港職員にエレベーターに閉じ込められていないか確認するよう依頼した。
空港職員は空港内全てのエレベーターを調べたようだが、アイシヤさんは見つからず、エレベーターは正常に機能していたとのことだ。結局、親類はフライトをキャンセルしたが、翌日もアイシヤさんと連絡が取れず、警察に通報したそうだ。
その後、警察官が空港内のエレベーターに設置された監視カメラの映像を全て確認したところ、アイシヤさんがエレベーターの隙間から転落したことを突き止めた。そして残念なことにエレベーターシャフトの下部でアイシヤさんは変わり果てた姿で発見された。行方が分からなくなってから3日が経っていた。
今回の事故を対応したデリ・スルダン県警察の署長であるイルサン・シヌハジ氏(Irsan Sinuhaji)によると、アイシヤさんは停止してしまったエレベーターのドアを何とか開けたものの、当時パニックになっていたため床と到着フロアの間にできた隙間に気づかず、3階の高さから転落したようだ。
世界中で度々発生するエレベーターの事故だが、昨年10月にはロシアの集合住宅でエレベーターが男性を挟んだまま急上昇し、男性は危うく首を切断されそうになった。このエレベーターは、事故の2週間ほど前から揺れなどの異常が起きており、住人たちから苦情や不安の声があがっていたという。
Wanita maut terjatuh ketika keluar dari pintu lif yang mengalami kerosakkan, mayat ditemui di bawah tapak lif selepas 3 hari dilaporkan hilang.
Seorang wanita ditemui maut selepas terjatuh ketika keluar dari pintu lif yang terbuka secara automatik kerana masalah teknikal.… pic.twitter.com/n3pw7Cv8XP
— MYNEWSHUB (@mynewshub) April 29, 2023
画像は『MYNEWSHUB 2023年4月29日付Twitter「Wanita maut terjatuh ketika keluar dari pintu lif yang mengalami kerosakkan, mayat ditemui di bawah tapak lif selepas 3 hari dilaporkan hilang.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)