今月17日、マレーシアで男性の足が挟まったままエレベーターが動き出す事故が起きた。ドアが開くと同時に上昇をはじめたエレベーターに気づかないまま中に乗り込んだ男性は段差につまずき転倒し、足がドアの外にある状態にもかかわらずエレベーターは上へと動き続けたという。地元メディア『mStar』などが伝えている。
6月17日、マレーシアのペナン州ジェルトンにあるアパートで55歳の男性の足がドアに挟まったままエレベーターが動き出すという事故が起きた。
その瞬間をCCTV(防犯カメラ)が捉えている。
映像では地上に到着したエレベーターのドアが開くと同時に上昇する様子が映し出されており、それに気づかず乗り込んだ男性は足元の段差につまずき転倒した。
彼が立ちあがろうと必死になっている間もエレベーターは上へ上へと動き続け、ドアの外に投げ出された男性の足が引っかかったことでようやく停止したという。
その後、現場に到着した地元消防署「Balai Bomba Dan Penyelamat Jalan Perak」のレスキュー隊が調査を行ったところ、エレベーターは1階と2階の間で停止していることが分かった。また、1階のエレベーターホールではドア部分に挟まった男性の足がぶら下がっているのが確認された。
同消防署の責任者であるアーゼラン・ハッサン氏(A’Azelan Hassan)は、