飛行中の機内での迷惑行為はいまだ減ることがない。このほど隣の席に座ったカップルが、みだらな行為をしていることに気付いたビジネスマンが航空会社に報告した。しかし航空会社の対応に納得できず、彼はメディアに訴えた。その結果、カップルはこの航空会社の搭乗を拒否されることになった。南アフリカのニュースメディア『News24』などが伝えている。
現地時間4月17日、南アフリカのヨハネスブルグからダーバンに向かう南アフリカの格安航空会社「フライサファイア(FlySafair)」の午後4時25分発の便に乗ったビジネスマンは、不幸にもいちゃつきすぎるカップルの隣の席になってしまった。ビジネスマンは16列目の通路側に座り、カップルの男性が窓際、女性が真ん中に座った。滑走路で離陸を待っている時、女性は男性のズボンの中に手を入れ、みだらな行為を始めたという。離陸直前だったためこのビジネスマンは席を立つこともできず、約5分間カップルがキスをしたり笑いあっているのを我慢して聞いていた。しかしこのビジネスマンは事態を理解してもらうため、証拠を残そうと携帯電話でその様子を動画撮影した。
シートベルト着用のサインが消えると、ビジネスマンはすぐに席を立ち、まず非番で後部座席に座っていたというパイロットに報告した。動画を見せたが、パイロットは笑っただけで、自分は非番なので客室乗務員に話すべきだと伝えたそうだ。その後、客室乗務員にも同様に動画を見せたところ、客室乗務員はすぐに謝罪してチーフパーサーに報告、そして席の変更を速やかに行った。また客室乗務員が問題のカップルと話し、機長にも報告した。
ビジネスマンはダーバンに到着した後、客室乗務員らがこのカップルを機内に留めたり、乗客が降りる際に警察官が入ってくることを期待していたが、