眼鏡をかけることで、それまでぼんやりとしか見えていなかった世界が急に鮮明になったら…。いつもそばにいてくれるママの顔を初めてしっかりと見ることができたら…。そんな人生を変える経験をした男児を今月初め、カメラが捉えた。当時の動画は母親によってSNSでシェアされ、多くの人の心を捉えて拡散中だ。米ネットメディア『Good Morning America』などが伝えている。
米テキサス州フォートベンド郡シュガーランドに住む2児の母、メーガン・ラスターさん(Magen Luster)が今月9日、TikTokに投稿した動画の再生回数がすでに2300万回を超えた。
動画は1歳4か月の次男キートン君(Keaton)が初めて眼鏡をかける様子を捉えたもので、こんな言葉が添えられていた。
「私たちは息子の目が非常に悪く、自分の顔から約5センチ(2インチ)先が見えないことを知ったの。これは息子が初めて眼鏡をかけて、ママの顔をはっきりと見た瞬間よ!」
カメラが最初に映し出したのは、右手に持った球体のおもちゃをじっと見つめるキートン君で、バンドが付いた水色の縁の眼鏡をかけてもらうとまるで時が止まったように固まっている。
そして数秒後、メーガンさんに「どう思う」と優しく声をかけられると、ママがいる方向に初めて目をやり、ニッコリと笑った。
大好きなママの顔を初めてしっかりと見たキートン君はその後、