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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】「ドッペルゲンガー殺人」自分が死亡したことにするため似ている女性を殺害した女(独)

ハイルブロン地域のニュースメディア『STIMME.de』では「シャラバンはシェキールとの交際を両親に反対されていたものの、(家族に知られず)彼と新しい生活を始めるために死を偽装した」と伝えている。

シャラバンは計画を実行するために、偽のInstagramアカウントを使い、自分と良く似た女性を見つけてメッセージを送っていたという。そしてハディージャさんに白羽の矢を立てたシャラバンは、自分が美容師であることから「ヘアモデルを探している」という口実で連絡を入れ、会うことになった。

殺害当日、シャラバンは両親に「離婚した夫に会うためミュンヘンに行く」とだけ伝え、シェキールと一緒に愛車のメルセデス・ベンツでハディージャさんをアパートまで迎えにいった。その後、2人はハディージャさんを森の中へ連れ込んで殺害に及んだのだった。

その後シャラバンは、あたかも自分が死んでいるかのように見せるため、遺体を車の後部座席に乗せたままシェキールの住むアパート近くに車を停めてその場を離れ、身を隠した。シャラバンの思惑通り、両親は娘が死亡したと思い込んだようだが、警察の目までは欺くことはできなかった。捜査にあたった地元警察のスポークスマン、アンドレアス・アイヒェレ氏(Andreas Aichele)はこのように述べている。

「被害者の遺体には50か所以上の刺し傷があり、顔にも重傷を負っていました。それはあまりにも残酷なものでした。今回のような事件は頻繁にあるわけではありませんが、これほど意外な方向に展開したケースはありません。遺体を発見した当時は事態がこのような形に進展するとは思ってもいませんでした。」

警察は遺体発見から6か月にも及ぶ捜査の末、今年1月26日と27日に逮捕状を発行してシャラバンとシェキールを逮捕するに至った。なお今後の裁判で有罪が確定した場合、2人は終身刑に直面することになるようだ。

画像は『New York Post 2023年1月31日付「Woman found lookalike online ― and killed her to fake own death: prosecutors」(Bild)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

昨年8月に殺害されたハディージャさん(画像は『New York Post 2023年1月31日付「Woman found lookalike online ― and killed her to fake own death: prosecutors」(Bild)』のスクリーンショット)

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