オンラインで知り合って交際に発展するのも当たり前の時代になったが、ネット上で知り合っただけの人物と実際に会うには危険が伴う場合もあるようだ。このほどペルーの海岸で女性の遺体が発見され、のちにオンラインゲームで知り合った医学生の犯行と判明した。『New York Post』『The Sun』などが伝えている。
ペルー、リマ県ワチョの海岸で現地時間10日、地元の漁師が浜辺で人間の遺体を発見し、地元住民を震撼させた。遺体は顔面が切り取られており、指紋が特定できないように指も切断されていたため身元の特定が容易ではなかったという。
しかし地元警察は遺体の一部である指輪をはめた指を発見し、身元特定のために指輪の写真を公開して情報提供を呼びかけた。すると行方不明で捜索願いが出されていたメキシコ人のブランカ・アレジャーノさん(Blanca Arellano、51)の家族から連絡があり、指輪がブランカさんのものと判明した。
ブランカさんの家族によると、彼女はオンラインで知り合った医学生のファン・パブロ・ヘスス・ビジャフエルテ(Juan Pablo Jesús Villafuerte、37(一部報道では31歳)に会うためメキシコからペルーを訪れていたそうだ。警察の調べによると、ブランカさんは2年前にオンラインゲームを通じてファンと出会い、遠距離ではあるものの恋人として交際を続けていたようだ。
そして今年7月27日、ブランカさんは自分の家財道具を全て売り払うなどして処分し、ファンに初めて会うためにメキシコから約4800キロ離れたペルーへと向かった。ブランカさんの姪カーラ・アレジャーノさん(Karla Arellano)によると、ペルーでファンと一緒に暮らすブランカさんは幸せそうで2人の関係もうまく行っている様子だったそうだ。
ところが今月7日以降、