海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】出産から1週間後に脳腫瘍が見つかった女性「発見できたのは妊娠したおかげ」(英)

2022年2月に再び妊娠したという。

その後の経過は順調だったが妊娠37週目を迎えたある日、彼女は突然倒れて病院に運ばれた。

だがその時は原因を突き止めることはできなかったそうで、アビさんは「医師は出産間近の妊婦の検査には消極的です。倒れた原因はわからないままでしたが、その後は元気になったので突発的な体調不良だと思いました」と語った。

そして妊娠39週目を迎えた10月11日、ストックポートのステッピングヒル病院で体重7ポンド10オンス(3458グラム)のローマン君を出産した。

すべてが順調のように思えたが、アビさんの身体に異変が起きたのは出産から1週間後のことだった。

「出産直後から脱水症状がひどくなり片頭痛が起こるようになったんです。そして数日後には目がほとんど見えず歩くこともできなかったので、ロスがマックルズフィールド・ディストリクト総合病院の救急外来に連れて行ってくれました。医師は出産時の硬膜外麻酔の影響だと考えたようですが、私たちはもっと詳しい検査をするようにお願いしたのです。」

そしてCTスキャンを受けた結果、脳に7センチの腫瘍が見つかり、その2日後にはサルフォード王立病院で緊急手術が行われた。

幸いにも腫瘍は良性であることが確認され、4時間に及ぶ手術でそのすべてを取り除くことができたという。

そんなアビさんの様子についてロスさんはこのように述べている。

「ローマンが生まれた直後、私たちはとても怖い思いをしました。医師はアビの年齢でこれほど攻撃的かつ急速に成長する腫瘍が発見されたことに驚いていました。そしてそれががんであるかもわからず、手術で何が見つかるかわからないと告げられていたのです。アビはまだ回復の途中ですがとても元気にしています。もし息子を授かっていなかったら今頃どうなっていたか…そう思うと恐ろしいです。彼は小さなヒーローなのです。」

ローマン君を出産後に身体に異変が…(画像は『The Sun 2023年1月30日付「SHOCK DIAGNOSIS My little boy saved my life after ‘migraines’ turned out to be killer disease」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

これ以上の治療は必要ないものの今後も検査に通う予定だというアビさん。そんな彼女は現在、子育てを楽しんでいる一方で人々にこう呼びかけている。

「振り返ってみると私は何年も前から頭痛に悩まされていましたが、特に何とも思っていませんでした。水分が足りないからとか、生理だからとかそのような理由で片付けていたんです。でも何かおかしいと感じたら絶対に病院で検査を受けてください。」

画像は『The Sun 2023年1月30日付「SHOCK DIAGNOSIS My little boy saved my life after ‘migraines’ turned out to be killer disease」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

夫のロスさんと妊娠中のアビさん(画像は『The Sun 2023年1月30日付「SHOCK DIAGNOSIS My little boy saved my life after ‘migraines’ turned out to be killer disease」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

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